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{完結済み}私のゴーストは優しくて強いのです。そして誇れる敵なのです!  作者: 猫こんた


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99話 過去へタイムリープ

寺に帰っている最中、九丈家の当主が綾瀬さんと話をしていた。

「しかし、肋骨のお怪我、大丈夫でしょうか」

「まぁ……安静って言われているのですが……手術をすればすぐくっつくそうで」

「そうですか……」

「まっ、そういう暗い話は千尋が生きている内はやめておきましょ」

「どうして私が生きてる内なの!?」

「いいじゃないか、別に」

そして寺に戻ってきてすぐ、蔵書室に入って行った。

「ここですね、資料がたくさん集まっている場所は」

「なら森熊村についての資料を見せてくれませんか?」

「はいはい、森熊村の住所は山の奥ですが行けない距離ではないですね」

「そうか、それで儀式とやらは?」

「儀式については詳しい記載はないのですが、村の巫女を鬼に献上し、機嫌を取るとしか」

「そうか、鬼という存在が気になるが献上しなければどうなってたんだ?」

「手ごろな女を攫って行くという」

「そうか、だが過去に戻る方法があれば詳しく調べれるが……」

「私、過去に戻れますよ」

「ん?」

「過去に戻れますよ」

「お……おう」

私の鉈の能力で過去に戻れるのを九丈家の人に言った。

「そうか、なら行って確かめてみるのも手だな」

「ならこの住所に行ってみます?」

「ああ、事が速い方がいいからな、こちらからは巴を出す」

「なら千尋、行ってくれないか?私は少し手術を受けてくるから」

「いいですが……ご無事で」

「ああ」

綾瀬さんは病院に向かい、骨の接合手術を受けることにした。

「しかしいい師匠さんだな」

「どうしました?」

「この事を見越しての手術延期はさすがあっぱれとしか言えない」

「そうですか……」

そして私は鉈を持ち、一旦九丈家に戻り巴さんを連れ去り、森熊村の跡地に向かうことにした。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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