↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/76

プール掃除

月日は変わり、今日は六月の第一日曜日……

この時期ともなると、各地で海開きやプール開きが行われはじめる……


そして年中暇とも言える僕達文芸部は、来週行われる学校のプール開きに備え午後からプール掃除をしている……。


この様な苦行……無論タダでするはずもなく……掃除した後すぐにプールに入れると言う見返りのもと行っている。


しかしこの広い二十五メートルプールを五人だけで掃除するのはキツイ!

ということで………一応、助っ人として妹の花子を呼んでみた。


そして今、蒸し暑い日差しの下……いつものメンバープラス花子の計六人でプール掃除に精を出している真っ最中である。


するとジョニーが、立てたデッキブラシのえにあごを乗せ、しんどそうに

「はぁ~~水泳部が無いとはいえ、なぜわいらがせなあかんねん……」

そんな彼の愚痴に、メガネ君先輩がいつもの笑顔で答えるものの、彼は納得出来ないようだ……

「そんなの、終わったら入れるからにきまってりじゃないか~~」

「プールなんて、格安で近くに市営のプールがあるやんか」


するとメガネ君先輩は少し下を向き、ずれおちたメガネを直しながら

「分かってないね~~ジョニー君……………よし、ちょっと彼女達に質問してみよう……上田さん、この後のプールだけど、可愛い水着とか持って来たかな?」

「いいえ……学校のプールなのでスクール水着が普通なのでは?」

「あたしは黒いビキニにしたかっやんだけど………お姉ちゃんがスク水にしろって言うから~~」

「……だよね~~」


笑顔で頷くメガネ君先輩はなにを血迷ったか笑顔で、まだ小学三年の花子にまで同じ質問をする。

「う~~ん……それじゃあ花子ちゃん、可愛い水着は持って来たかな~~?」

「お兄ちゃんに、学校のプールだからスクール水着にしろって言われたから……」

「いやいや、彼は良いお兄ちゃんだよ~~」


するとメガネ君は大きな声で、少しはなれた場所で掃除している僕を、珍しくフルネームで呼び親指を立て

「山田太郎くん! ……グッジョブ!」

状況をつかめない僕はハテナマークを乱舞させ

褒められているのだろうか?と仮定し「……どうも……」と軽く頭を下げた。


再びメガネ君先輩はジョニーの方を向き、どや顔で嬉しそうに

「どうだね……分かったかな? プール掃除をすることにより……ここでは、いつも遠くからしか見れないスク水姿……そしてここ以外では私物の水着姿! まさに一石二鳥! ……すばらしいとは思わないかね」

「さすがはメガネ君先輩!」

と彼の力説に感動するジョニー


すると優子がメガネ君先輩の側に立ち質問する

「メガネ君先輩……ではこのプール掃除は、私達のスクール水着姿が見たくてやってるんですか?」

「もちろんさ~~」


笑顔で答えるメガネ君先輩に真弓が、鼻で笑いながらあきれ顔で

「はは……よくもまあ、堂々とそんなエッチな事、女の子に言えたものね、あきれて怒る気もうせるわ……」

「確かにエッチですけど……私は、今年最初のプールが皆と一緒なんて嬉しいです」

「わたしも」


優子の言葉に、僕もジョニーも頷き……僕達の思いは一つとなり、おもいのほかプール掃除のペースも速くなり……一時間後……


僕達は掃除を終え、すぐプールに水を入れていた……さあ! お楽しみのプールタイムの始まりだ~~!


読んでいただき、ありがとうございます。

『山田太郎たちの恋物語・Boys Meets Girls?』

第二十一部『プール掃除』

いかがでしたか? 気に入っていたたけたら是非

ブックマーク ・ ☆一つでも、評価をいただけると……

とてもうれしく、励みとなります。よろしくお願いします。


by.メガネ君(作者)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。