三十六話
そこにはこんな発言があった。
『二年一組の如月死にました~w』
悪意のあるコメントに、隆幸は眉間にしわを寄せてしまう。
「なんだよこれ」
「言っただろ。如月さんが自殺した経過も載ってるって。胸糞悪いけど読んでみろ」
晴人が追加の注文をする中、隆幸はざっとその後のスレッドを黙読し始めた。
ウチのクラスで首を吊ったんだって。やばくね?
逆に休み出来たんだからいいじゃない。
「なんだこいつら」
裏、とはよく言ったものだ。どいつもこいつも関わりあいたいタイプではない。
「ここまではいいんだ。もっと後が問題なんだよ」
「問題?」
流し読みすると、突然文字が太字になった。
おい! 今日の見た? 檜森が死んだところ。
普通じゃねーよ。突然発狂したようになって飛び降りたんだよな。学校中の噂だぜ。
飛び降りた時、助けてくれって絶叫してたわよね。あれって……。
んなわけねーだろ。
でもおかしいでしょ。主犯の一人でしょ? なら沢部と保坂もやばいんじゃないの。
「ニュースにはなってないけど、裏サイト曰く、曽山という男子生徒が授業中四階から飛び降りたらしい」
「それマジ?」
「ああ。裏サイトで嘘つく必要なんてないからな……その二日後、主犯の一人の沢部も校舎裏で割腹自殺してる」
「これじゃあ本当に立て続けじゃねーかよ」
「極めつけは、最後に残った保坂という男子生徒だ。見ろよこれ」
九百スレほど進んだ時だった。突然話の脈絡が切断された。




