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色々としてあげたい

皆様、新しい物語が綴られました。

お楽しみ頂ければ幸いでございます。

それでは、お楽しみください。

【女将さん、ただいま!】


爺さんを屋敷へ送ってから、いつもの宿屋に戻る。


「お帰りよ、小僧。」


【ただいまです、女将さん。皆はいかがですか?】


「新しいのは慣れが必要だね。リズちゃん達はいつも通りだ。」


【慣れれば、普通に働けると思いますので、長い目で見てやってください。】


「そのつもりさね。小僧、少し顔を出してやんな。」


【分かりました、ちょっと行って来ますね。】


「ああ、その後は厨房を貸すから、昼を一緒に食っておやり。」


【はい、誘って来ます。】


「では、旦那様。我らはオーガの牙と鍛錬へ行くぞ?」


「そうだな、セリス。」


【構いません、ジャスティンさん達と鍛錬してください。】


「ああ、旦那様もたまには我らの鍛錬に付き合うと良いぞ?」


「セリスの言う通りですな、たまには付き合い給え、主君。」


そう言うと二人はオーガの牙と一緒に冒険者ギルドへと向かって行った。


さて、俺は目標の人を探すかな。


まずはリズと組んでいるだろうルナの所へ・・・。

って、何処にいるんだろうか?

まあ、ぶらついていれば分かるだろう。

当ても無く宿の中を探して彷徨う。


目標の人物ではなかったが、カーリアとフィーネを見つけた。

息の合ったコンビのようにベッドのシーツを変えている所だった。


部屋の外からしばらく見ていると気が付いてくれたようだ。

中に入ると挨拶してくれる。


「「旦那様、おはようございます。」」


落ち着いた最年長のカーリアが最年少のフィーネを気遣っているようだ。


【はい、おはよう。二人共、仕事はどうかな?】


「旦那様のおかげで、このようにまともな仕事が出来るようになりました。」


「旦那様、ありがとうございます。」


【御店が稼働すれば、厳しくなると思うから接客はこの宿屋で慣れておくんだよ?】


「はい、旦那様の期待に応えて見せます。」


「カーリア姉の言う通りです。」


【それで、昼御飯なんだけど、今日は一緒に食べよう。】


「よろしいのですか、旦那様?」


【フィーネも、一緒にね。】


「ありがとうございます、旦那様!」


【御客様が減る十三時頃にそろって食べようか。】


「「かしこまりました、旦那様。」」


【じゃあ、他の子達にも声を掛けてくるよ。】


「あの、旦那様・・・。」


【どうしたんだい、カーリア?】


顔を赤くしながら話しかけて来る。


「夜に御奉仕をしたいのですが、どのようにして旦那様に伝えればよろしいのでしょうか?」


【あー、じゃあ今日の夜はカーリアの部屋に行くよ。】


「よろしいのですか?」


【うん、二十一時頃に106号の部屋に行くから準備して待っていてね。】


「はい、御待ちしております!」


「こうやってお誘いするのですね、姉様・・・。」


【今のところはそんな感じでお願いするよ。】


「か、かしこまりました!」


【じゃあ、他の子も御昼に誘わないといけないので行くね。】


「御昼、楽しみにしております。」


「行ってらっしゃいませ、旦那様。」


さっそく夜のお誘いがあったよ。

今日はカーリアだったけど、嬉しいね。

今から楽しみだ。


他の女の子も見つけると声を掛け昼飯に誘った。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



ルイス達は食べ終わったので、それぞれの仕事へと行ってもらった。


俺はこれから、ルナ達と御飯を食べるのである。

今回は特別にロビンソンも一緒だ。

歓迎会とかもやりたいんだよね。

ヘルシャーの件が落ち着いたら皆でやりたいね。


七人をカウンターに座らせると、早速準備をする。


「旦那様自らの手料理でございますか?」


【そうだよ、だからと言って遠慮は無用だからね?】


「これは、光栄に御座いますな。」


「「「だ、旦那様の手料理・・・ゴクリッ!」」」


ルイスとナナリーは御店で何十種類と言う書類の確認などをしてもらっている。

サーラとフェイは朝から商業ギルドへ行っている。

セリスとクレアは冒険者ギルドで皆と訓練。

リズ達は宿屋での仕事の手伝い。


と言う事で、ルナ達には昼御飯を食べてもらおうとしている所だ。


ちなみに今日のメニューは七人の為に御寿司を作る予定だ。

生魚に抵抗が無ければ良いのだけどね。

と、言う事でさっそく握る。


【鮪から握ってみたよ。本マグロと呼ばれる所だ、美味いぞー?】


そう言って握った鮪の寿司を各人の前に置いてあるゲタの上に置いて行く。


「旦那様、これはどのように食べる物なのですか?それに、これは生魚でございますな?」


代表してロビンソンが気になった事を聞いてくれる。


【ああ、生魚で食べる事が出来るんだ。それと左手の辺りに置いてある「おしぼり」で手を拭いて、素手でそのままいただくんだ。】


「素手ですか・・・では、私から食べさせていただきましょう。」


そう言うとロビンソンがおしぼりを掴む。

手をごしごしと拭ってから鮪の寿司に手を伸ばす。


【味付けは醤油でしてあるから、ネタを舌にあてるようにして食べてくれるかな。】


ロビンソンが寿司を掴み、口に運ぶ。

目を見開いたようだ。

そして噛む、良く味わってから飲み込む。

眉間を指で挟み、プルプルとしているようだ。


不味いって事は無いと思うんだが、山葵の刺激が強すぎたか?


するとガタッと椅子から立ち上がり感想を言う。


「美味い!これが・・・これが、生魚だと言うのか!?」


「ロ、ロビンソン様!?」


「そんなに・・・?」


「わ、私達もー。」


「いただきましょう。」


「た、食べてみましょう!」


「旦那様の手料理でございますからね!」


そう言うとルナ達も手掴みで口に運ぶ。


「「「んぁっ!?」」」


御寿司は大絶賛だったと記しておこう。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



御寿司を食べて満足した皆はそれぞれの仕事へと戻って行った。


「旦那様には驚きしかありませんな。」


【歓迎してるんだよ。まだまだ美味い物もあるから、そのうち食べてもらうよ。】


「・・・お心遣い、ありがたく。」


今後の用事をロビンソンと話す。


「では、ルイス様とナナリー様はそのままでよろしいのですな?」


【うん、二人には今が厳しいかもしれないけれど、乗り越えてもらいたい。】


「・・・御二人が大切なのですね。」


【そうだよ、特にルイスは俺といる機会が一番長い、そして愛している。】


「・・・。」


【もちろんだが、ナナリーや他の嫁の事も愛しているんだ。】


「左様ですな、任された上は多少厳しいでしょうが、私もそのように致しましょう。」


【そうだ。フォローが必要ならばいつでも言ってくれ。】


「では、一点。未成年の皆様ともっとお話をして下さい。特にリズ嬢とベス嬢、マオ嬢。この三人でございます。」


【分かった、この打ち合わせが終わったらさっそく話に行こう。】


「お願い致します。」


【他には無いかな?】


「後は気付いた事はございません。それと給金日の事なのですが・・・。」


【月の二十五日にしてある。その際は皆に区別を作りたくないので金額は一律で渡す事にしてある。】


「二十五日ですな?」


【そうだ、それで・・・。】


ロビンソンとの打ち合わせが終わると目標の人物を探しに宿屋を歩く。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



リズとマオを見つけた。


相変わらずこの二人はコンビを組んでいるんだね。

近寄り話しかける。


【リズ、マオ。御疲れ様。】


「「・・・。」」


ありゃ、返事が無い。

これは困ったぞ?


【リズさん、マオさん、御疲れ様!】


「・・・何でしょうか、旦那様。」


「また、仲間外れなんですかね?」


ドスドスっと矢が心臓に刺さる。

反応があったがキツイ。

分っていた事だけど、御機嫌がすこぶる悪い。


「どんどん新しい女を連れて来ちゃって、私達の事なんか忘れているのかと思ったわ。」


「ですです。」


【大切な二人の事を、忘れているはずないじゃないか。】


「どーうなんですかねー。」


「忘れている方に銀貨をかけても良いです。」


ぐぬぬ、厳しい御意見ありがとうございます。

でもこのぐらいではひかないぞ?


【リズやベス、マオの事を忘れる訳ないじゃないか!】


「じゃあ、いつもお留守番なのは何でなの?」


「そうです!」


「新しい女の人を連れて来て、私達の事は放置していれば良いのよね?」


「そうです、放置は嫌です。」


こうなる前に話をしたかったんだよね。

仕方がない。


【じゃあ、その証拠として君達も一緒に行こうか?】


「行くって何処に?」


「旅行なのですか?」


【うん、旅行。ニ~三日のだけど一緒に行こうか。】


「そ、その程度で機嫌がとれるとか思ってないでしょうね?」


「そ、そうです!」


ぐらついたぞ!


「きっと他にも女性を連れて行くのよ。」


「そうですそうです、きっとボイーンがバイーンの人を連れて行くんですよ!」


【二人の他かあ、ベスも連れて行くよ?】


「その他にはいないのかしら?」


【その他って誰の事さ?】


「ル、ルイス姉とかナナリー姉様とか・・・。」


【三人以外は連れて行く気は無いかな。ただ、仕事だからジャスティンさんと新メンバーのエキドナはいるけどね。】


「「・・・。」」


【ど、どうかな?】


「い、行先は何処なのかしら?」


乗って来たぞ?


「美味しい物が無いと駄目です!」


【行き先はバイジンだ、誰も行った事の無い国だよ。それと、美味しい物はあると思うよ?】


「じゃ、じゃあ連れて行ってもらおうかしら?」


「美味しい物が食べたいです!」


そう言って二人が詰め寄って来る。

機嫌は治してくれたようだね。


【買えないものは無いって言う国だからね。きっと珍しい物があるよ。】


「す、凄い国なのね。」


「珍しい物でも良いですね、リズ姉!」


【ベスも誘わないとね。】


「そうね、ベアトリクスも連れて行くのが良いわ!」


「ベス姉も連れて行くのです!」


二人とも行く気になってくれたようだ。


【じゃあ、ルイスと女将さんには言っておくから、準備しておいてね。】


「そ、そうね。お兄さんがそう言うなら行ってみても良いわ。」


「そうですね、リズ姉!」


機嫌を直してくれたのならおっけいだ。

三人を連れ出すのは、皆には言っておかないとね。


「お、お兄さん。約束は覚えてるわよね?」


【や、約束?】


「・・・行かない。」


プイっとそっぽを向くリズ。


「リズ姉?」


や、約束ってなんだ!?

リズとの約束なら忘れる事は無い・・・ああっ!?


【結婚するかもって言う約束はしたけど、それには条件があったよね?】


「お、覚えててくれたのなら良いの・・・それで、いつから行くの?」


リズに近付いて抱き寄せる。


【約束の事、すぐに言えなくて・・・ごめんね。】


「ううん、私もルイス姉を説得しないといけないから。」


そう言うと頬っぺたにキスをしてくれた。


「頑張って説得するわ、だから・・・だから絶対なんだからね!」


「ヘファさん・・・私も!」


【ちょっと待ってね、マオ。皆の好意は嬉しいけど、そんなに嫁さんを迎える事は出来ないよ。】


これ以上増えたら俺一人で相手なんかできない。

それこそ腹上死してしまう。


【成人するまで、マオの気持ちが変わらなければ良いよ。条件はリズと同じね。】


「ルイス姉を全力で説得します!」


【じゃあ、バイジンには明日の十時に行く事にしよう。】


「「はい!」」


【楽しみにしておいで、集合は噴水広場にするから皆で行こう。】


「楽しみね、マオ!」


「楽しみですね、リズ姉!」


【じゃあ、ベスを探してくるよ。】


そう言ってベスがいるであろう四階へと向かう。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「そうです・・・そこで・・・ここの角を折り曲げて・・・四角く出来たらシーツの角を入れると・・・完成です・・・。」


「ベスちゃん、凄いわねえ・・・。」


「アズさんも・・・飲み込みが早いです・・・。」


「これも、ベスちゃんの指導のおかげ・・・ありがとうね。」


「では・・・次に行きましょう・・・。」


「ええ、広いお部屋だけれど、誰か泊まった事あるのかしら?」


「帝国の・・・ノモス様が・・・一行を連れて・・・泊まりに来たことが・・・あるんです・・・。」


「ノモス様って・・・プルスィオス商会の会頭の!?」


「はい・・・ヘファさんと・・・仲が良いのです・・・。」


「そうなのね・・・ねえ、ベスちゃん・・・旦那様って・・・ど、どんな人?」


「格好良い訳では無いですが・・・人を引き付ける・・・魅力を持っている・・・良い人です・・・。」


「そっか、ベスちゃんがそう言うなら・・・私も信じてみようかな。」


「何か・・・あったのですか・・・?」


「あ、ううん。旦那様とは初めてお会いして身請けされたから・・・でも、優しく愛して頂けたの。」


「・・・。」


「今まで、この胸のせいで良い事なんか一つも無かった。でもね、旦那様は違ったの!」


「ヘファさんは・・・大きい方が好きですよ・・・。」


「ねえ、ベスちゃんも狙っているの?」


「私は・・・ルイス姉が・・・幸せなら・・・いいんです・・・。」


「他の人じゃなくて、ベスちゃんの事を聞きたいわ。」


「もしも・・・ですよ?ルイス姉が・・・許してくれるのなら・・・。」


「ベスちゃんも好きなのね。」


「はい・・・私のこの胸も・・・受け入れてくれるのなら・・・。」


「旦那様に限ってはあり得ないでしょ?もっと旦那様を信じてあげないと駄目よ?」


「うん・・・アズさんの・・・言う通りですね・・・。」



・・・しまったぞ。


出て行きにくくなってしまった。

ベスからも好意を寄せてもらえてるとは思わなかった。

リズとマオにも約束したからな。

女の子が好意を寄せてくれてるんだ。


そんな女の子を背負わないでどうする、ヘファイストス。


一段落着いて二人が掃除道具を片付けている。

今がチャンスかな。

素知らぬ顔で部屋の中に入る。


【いたいた、ベス、アズ、御疲れ様。ベスに話があるんだけどちょっといいかな?】


「ヘファさん・・・構いませんよ・・・。」


「私は廊下の掃除をしておきますね。」


【アズ、すまないね。】


「旦那様、今度は私も可愛がって下さいね。」


【もちろんだ。】


そう返事をするとアズは道具を持ち廊下へと移動してくれた。

これで、ベスとも話が出来るぞ。


【さっそくで悪いんだけど、明日から二~三日、バイジンへ行く予定なんだ。ベスにも付いて来てもらいたい。】


「私より・・・ルイス姉を・・・連れて行って・・・あげてください・・・。」


【ルイスの事は知っていると思うけど、今が大切な時だから仕事を頑張ってもらおう。代わりではないんだけどリズとマオも誘っているんだよ。】


「そうなのですか・・・?」


【うん、他にはジャスティンさんと、新メンバーのエキドナを連れて行く事になっている。】


「分かりました・・・出発はいつですか?」


【明日の十時、噴水広場で待ち合わせにするよ。】


「準備をしておきますね・・・。」


【うん、お願いね。】


「では、仕事に戻ります・・・。」


【うん・・・ベス、楽しもうね。】


「はい・・・。」


そう言うとベスは仕事に戻って行った。

鼻歌を歌っていたのは嬉しいからだと思いたい。

さて、ルイス達の様子を見に行くか。


まだまだ、やる事はいっぱいあるからね。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「ルイス様、ここの計算が間違っておいでです。」


「は、はい・・・。」


「ルイスさん、今が頑張る時ですよー!」


「そ、そうよね、頑張る時よね。」


「では、御二人共、ここで休憩と致しましょう。」


ロビンソンは厨房へと向かった様だ。


「ふぅー、五桁の算術はまだまだね・・・。」


「大丈夫です。分からない事があったら、どんどん聞いて身につけると良いですよー。」


「ありがとうございます、ナナリーさん。今は頑張る時、そう、頑張る時なの。」


【ルイス、ナナリー、やってるね。】


「あ、貴方!?」


「ヘファ君じゃないですかー。」


ナナリーに後ろから抱き着くと手を握って応えてくれる。


【ルイス、何処が解けないんだい?」


「ここの五桁の引き算が難しいのよ。」


教育を受けていないルイス達には厳しい物があるのだろう。

ナナリーはギルド員だったから、入職テストがあったはずだからその時に勉強してたんだろうな。

ルイスに近付き問題を見る。


【分かりやすく自分の中で咀嚼すると良いんだよ。ちなみに、この10000は、1が10000個とも考えられるんだよ。

だからね・・・


10000-2908


これを直接解くのではなくて


=1+9999-2908


一桁の引き算で、9から何かを引くのが簡単なことを利用するんだ。

桁を揃えると楽になるの。

で、次はね。

四桁の引き算をやってみよう。


9999-2908=7091


この答えにさっき崩した1を足すと?


1+7091=7092


となるんだよ。

桁なんかに惑わされないでね。

一万の計算なんか、めったに出ないだろうから、四桁の引き算もこれをすると楽になるんだ。】


「そう言う考え方もあるのね・・・面白くなって来たわ。」


ルイスは教育を受けていないから、最低でも四桁の暗算を出来るようになればいいね。


「おや、旦那様。いらっしゃって下さったのですね。」


【ああ、ロビンソン。ルイスとナナリーに会いたくなってね。頑張っているようで安心したよ。無理はさせていないね?】


「はい、休憩の御茶の回数も減って来ました。」


【ルイスもナナリーも無理はしないでね?】


「うん、でも・・・頑張るわ!」


「ルイスさんは頑張ってますよ、って、ヘファ君。何時まで胸を揉んでいるのですかー?」


【ナナリーの胸は素晴らしいね。放したくない。】


「もう、甘えん坊さんなんですからー。」


・・・ルイスが怒ると思っていたんだが、計算の問題に集中しているようだ。

その集中力があれば大丈夫だね。


「あんっ!?ヘファ君、そろそろ良いですかー?」


「身体が火照ってたら勉強できないでしょう?ロビンソン、ナナリーを少し連れ出すぞ。」


「ごゆっくりなさいませ。」


分って来たな、ロビンソン。


ナナリーを連れ出すと、休憩室でイチャイチャした。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「バイジンに行くのね?」


ナナリーが疲れてしまったようなのでそのまま眠らせて来た。

帰って来てルイスとロビンソンと話をしている所だ。


【そう、で、リズ、ベス、マオの三人を連れ出したい。】


「三人を?」


【見分を広めるのと気分転換だよ。最近の俺は何にもしてあげられなかったからね。たまには良いかなってさ。】


「それは良い考えでございます、旦那様。」


「エキドナさんは知らないけれど、ジャスティンさんがいるのなら安心ね。」


【お、俺もいるよ!】


「ふふっ、もちろん貴方もね。」


【愛しているよ、ルイス。】


「私もよ・・・。」


そう言ってくれたので遠慮なくキスをする。

ルイスともイチャイチャしたいなぁ。


「旦那様、ジャスティン様達のいらっしゃる宿をお教えくださいませんか?」


【そうだね、何かあったら行ってもらう事があるかもしれないからね。それに紹介もしたい。】


「気を付けてね、貴方。」


【大丈夫、ロビンソンの紹介に行くだけだよ。】


「心配しては駄目なのかしら?」


そんな事言われて・・・我慢が出来るかー!


【ロビンソン、ちょっと宿屋で待っててくれるかな?】


「かしこまりました、旦那様。」


ルイスを連れて部屋に戻るとキスから始める。

イチャイチャが終了したのはルイスが動かなくなってしまったからだった。


「ルイス、行って来るね。」


そう言って気絶しているルイスにキスをすると宿の一階へと行く。


「旦那様、御疲れ様です。」


【嫁さんが求めたんだ、応えなければね。待たせてしまって悪かった、ロビンソン。】


「いえ、宿の飲み物も気になっておりましたので、丁度良うございました。」


【それでは行こうか、目的の宿は南通りなんだよ。】


「かしこまりました、案内をお願い致します、旦那様。」


【ああ、聞きたい事があるから、歩くのはちょうど良い。】


「では行きましょうか。」


そう言うとロビンソンと南通りへと向かう。

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます!

まずは、いつものから!

評価、イイネ、ブックマーク等々。

皆様には感謝しかございません。

お待たせしまして、申し訳ございません。

それでは 次話 (未定 で、お会い致しましょう!

御疲れ様でした!

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