↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雪の耳飾り  作者: カイン
祐樹&ユキ
PR
17/25

青い空

夜まで圭の家に居座り、晩ご飯まで食べた。

圭の家で気持ちの一部を言ったからか、少し気持ちが軽くなった。

だが、やはり全てまでは晴れず、大体はもやもやとした気分のままだ。

「あー、どうしてかなぁ・・・」

ベットに倒れんだ時、ふわりと花の香りがした。

「・・・?窓から香りが入り込んだかな・・・?」

眠りにつく直前。うつらうつらとしながら、一つの疑問が浮かんだ。

(・・・あれ?でも、窓なんか開けてたっけ・・・?)

しかし、思い出す前に意識は闇に包み込まれた。


登校日の朝。

教室に入り、自分の席へ向かう。

「・・・でねー、そしたら、きゃっ!」

途中、話をしていて余所見をした女子とぶつかってしまった。倒れそうになったクラスメートをとっさに支える。

「大丈夫?」

「う、うん・・・ごめんね!余所見しちゃってて」

「いいよ。怪我とかないでしょ?」

笑いかけ、席につく。後ろから圭が首に腕を回してきた。

「おーおー、どうしたんだよー?あの女子が苦手なお前が!受け止めて、しかも普通に話すなんて!休みの間に何があったのか、おにーさんに言ってごらん?」

「なんもねーし、お前を兄だと思ったことはねー」

(・・・あれ?これ、どっかで・・・)

首を傾げるが、思い出せない。

(まぁ、こういう会話は結構やってるからな・・・だからかもしれん・・・)

「うぜーし暑苦しい。さっさと離れろ」

「まぁっ!祐樹ちゃんが不良に!お母さんはそんな子に育てた覚えはありませんよっ」

わざとらしく頬に両手を当て身体をくねらせる圭。

「お前に育てられた覚えはねーし、母親じゃねぇだろっ!」

「クスン、祐樹ちゃんったら冷たい・・・」

「だー、うざってぇ!」

「わかったわかった・・・あれ、お前今日は本とか読まねぇの?」

「・・・あ、忘れた」

いぶかしげな、少し心配の混ざった顔で圭が覗き込んできた。

「どうしたんだ?ホントにお前おかしいぞ」

「大丈夫だよ」

確かに最近変なのは自覚しているが、原因がわからないのだからしょうがないだろう。

「んじゃ、こっちに来て話そうぜ。確かさ、お前もやってただろ。ほら、PCのオンラインゲームのさぁ・・・」

その題名のゲームは確かに俺もやっていて、結構やりこんでいたゲームだ。すでにレベルはほぼ最高レベルである。

俺はゲームの話を聞きながら、ふと、空を見上げ。

「あー、青いなぁ・・・」

「あ?」

「いや、空が、さ」

「あー、ホントだ」

つかの間、俺達は空に見とれていた。

次で最終話です!

最後は、文字数がちょっと多めになってますw

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。