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四話 「飲んだくれカス」
二◯一号室前、燕は大家に呼ばれて立っている。
「朝、お前が寝てたからどっか出かけちゃってたけど、もう帰ってきてるだろ」
大家がインターホンを押す。
すると、トタトタと足音がして、コップを持った女性が扉から顔を出した。
「はーい。言ってた子ね?ハゲちゃん」
「お前追い出すぞ」
「紹介紹介ー」
朝から酒の匂いがするその人に、燕はあまり良い第一印象は抱かなかった。
「......こちら、一◯三号室の燕さんだ」
「さんはいいっす。どうせ年下なんで」
「まあそうだが......あ、でも一歳差じゃないか?」
「何歳ー?」
「二十一......もうそろそろ|二十ニ歳っす」
「えー?同い年だよー」
「そうっすか......」
「敬語?いいよー」
「でも......」
「良いんじゃないか?女の子同士、仲良くしないと勿体ないだろ」
「そう、そうだね。ボクは燕」
「わたしは彩葉。お酒と葉っぱを混ぜるのが好きなんだー」
「葉っ、ぱ......?」
「そう、お茶っ葉とか紅茶の」
「あ〜......一瞬焦ったぞ」
「......」




