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三十一話 「最低な夜」
優子宅前。
ガチャ。
「ただいま!」
「あっ」
「......」
扉を開けたところで、メイド服を着た稚陽がいた。
「......多様性?」
「ちょっ、あっ......!」
「ただいま」
「おかえりっなさい」
「似合うよ?」
「うぅ......どうにかして労おうとしたんですよ。そしたら、ねぇ?」
「瑠璃は?」
「お昼寝。夕方ですけどね」
「そっか......」
優子は、さりげなく稚陽に腕を回す。
「お疲れ様です」
「ごっちの台詞ですよ、あなた」
「......」
突然、優子はその状態で移動し始めた。
「今日、夜お願い出来る?」
「昼寝してるからわからないけど、起きないとは思います。それに、私もなかなか......」
「はあぁん」
「ちょっとうるさいかも」
「むー!んー!」
(最低......。今回、女社員のこと大怪我させておいて、帰ってから一夜で溺れてる......)




