↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
田舎カスの日々2  作者: 月鏡水バケツ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
19/34

十九話 「オリーブオイル」

「料理......料理......」

 燕は、もう一段階料理の腕を上げたくなった。何せ、不味い飯は食べたくないのだ。

 なんか大家に渡されたメモに書いてある住所を、燕は自身のスマートフォンの地図アプリに打ち込んだ。

 出てきたのは、レビューもないただの場所と写真だ。

 たった一枚の写真を見ると、建物の中は小さなスーパーのようだった。

 燕は食糧調達のため、行ってみることにした。

 驚く事に、材料は安かった。あのスーパーよりも数十円。

 そして、店員が和やかな夫婦だったので、レジで悪態つかれるような事もなかった。

 燕は満足して帰宅した。

「あー、燕ちゃんだー」

 部屋に戻るとき、彩葉に見つかった。

「何してるのー?」

「り、料理しようと思って、食材買いに行ってた」

「へー。じゃあお邪魔するね?」

 彩葉は燕の部屋へ、まるで自分の部屋のように入っていった。

「え、ちょ!?」

「んー?気にならないー?」

「大したものじゃ......」

「手伝ったげるからー」

 バラバラと、彩葉は靴を足先で脱ぎ捨てて、台所まで直行した。

「ちょ、ねえ」

「なに?あ、オリーブオイル買ったんだー」

 彩葉は、燕から透けたビニール袋を取り上げる。

「おー高そう」

「ねえってば」

 彩葉は全てを無視し、手にオリーブオイルを垂らした。

「あ、意外とヌルヌルー」

「ねえ」

「なに?」

 彩葉は燕の手を握った。

「え、やだ、ヌルヌルしてる」

「へへ」

「へへじゃない!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。