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黒闘 -メーラスファイト-  作者: 黒陽
黒英 -メーラスユーケー -
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第22話 世界情勢

第22話 世界情勢


ケリー大佐) 「まず、今の世界のついて話そう。君達が社会からはなれているうちに、日本の産業は衰退した。日本だけでなく、韓国、中国、ドイツ、エジプト、サウジアラビアなど、燃料も価格が急落したために、敗退した国は多い。


今残っているのは、我がイギリス、アメリカ、ニュージーランド、南アフリカの4カ国のみ。後の200あまりの国は今はもうない。


最大の原因は食糧危機と温暖化である。地球温暖化は結局止まらなかった。食料の生産が不可能となり、外も暑い。


時間感覚がなかったから仕方がないと思うが、今は冬のはずなんだ。外では、夏だと生きることもできない。先ほどの4カ国は地下の発展や食料の安定した国のみである。」


銀) 「つまり皆は餓死したと?」

ケリー大佐) 「それは違う、私たちの国でも食料は少ない。そのために、人口の選別が必要だったのだ。」


武) 「その人たちは?」

ケリー大佐)「各国が殲滅した。私たちはイギリスはヨーロッパ諸国及び東アジア担当であったが、日本で君達の研究は非常に興味があった。君達は日本国民がどれほど君達に期待していたか知っているか?」


マサル)「期待?」

ケリー大佐)「そうだ。すまないが、全日本人は殺させてもらった。流石に同時に殺すことはできなかったが、半年ぐらい前にあの地域を最後に終えた。」


皆はまた静かになった。ジェットはまだ進んでいる。外の景色は虚しいとしか言えない。広い砂漠地帯のようだ。


麻理)「そう言えば、私たちはこれからどうするの?」

と日本語で言うと、

ケリー大佐)「ん、日本語で話すのはやめてもらいたい。英語のみで頼む。」


麻理)「私たちはこれからどうすればいいのですか?」

と言いなおすと、

ケリー大佐)「それはまだ決まっていない。首脳が君達を見たいと言ったためこのようになった。後、言い忘れたが首脳の言うことは必ず従うことを約束してくれ。」


また静かになった。特に話すこともなく、皆これからのことを考えていた。

(どうなるんだろ)

(父さんも母さんも殺されたのか)

(まさかこんな事になっていたなんて)


それから5時間ぐらいずっと静かであった。寝ている生徒もいたが、マサルはずっと外を見ていた。

ケリー大佐)「そろそろ着くぞ」


外を見ると島が見えてきた。ちなみにジェットから外が見えるのは、低空飛行であるとともに、乾燥のために雲が少ないからだ。島には大きな建物が1つあるだけで特に何かがあると言うわけではないようだ。


ジェットが下がってきた。かなりのスピードのため、寝ている皆も目が覚めていた。


ものすごい音で着陸を終えたジェットの扉が開きと、多くの人がいた。


「あれって日本の研究生か?」

「メーラスフィアって言うのが出せるらしいよ」

「えぇ、なにそれ面白そう」


様々な声が聞こえてくる。そして皆が外へ出ると凄い光景に感動していた。今までの風景からは想像できないほどだ。


マサルの人生がこれから始まる。楽か苦か、未だ誰も知らない。


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