6話
6話
ホバートラック隊からの視点
メネシスの本隊らしきものをレーダーで捉えたホバー隊は各隊に通信をするが2隊だけ応答がないのだ。
「沙夜!隊長達の小隊と連絡が取れないわ!」
「こっちもダメよ姉さん…砲撃隊とはなんとか出来るけど。」
「そうね。先ずは後ろにいる2人(砲撃隊)に差し入れついでに状況を教えてもらいましょ?」
「作戦行動中よ?姉さん。」
「ちょっとぐらい気にしないの沙夜♪」
「……。」
2人は差し入れついでにと言う訳でパンを少々持ち砲撃隊の潜伏地点に向かっている。
「沙夜。いつも思うのだけれど軍規ばっかりに縛られなくて良いのよ?」
「ちゃんと規律を整えないと兵の士気に影響出るんじゃない?」
「そんな事ばっかり言ってるとモテないわよ。」
加夜がそう言うと沙夜が少々慌てた様子で反論した。
「そ、そんなモテるとか興味無いわよ!」
沙夜の顔は若干赤かった。
「そんなツンツンしないのぉ〜」
「さっさと行くわよ姉さん。」
若干傾斜がきつく細い山道を上っていきほぼ山頂付近の森林に機体の体勢を低くし隠すように座っていた。
だが、突如2機の05式は彼女らの目の前で砲撃を開始した。
2人は急ぎホバーへもどり加夜は通信機を手に取り回線を開く。
「山本少尉に渡部少尉!砲撃命令は出してないんですよ」
だかが山本少尉から帰ってきた返事は耳を疑った。
<そんな事言われても隊長達の班がメネシス本隊の隊列に突っ込んでるんですよ!>
加夜はホバーの上部ハッチを開けて外の様子を見ると明らかに戦闘が行われていた。
上空には無数の戦闘機らしき飛行物体が浮遊しておりその一部の5機が飛来してくる。
「各車両へ!上空から5機のメネシス戦闘機部隊が接近中のため対空戦闘!」
加夜が命令しホバートラックの3台は3人の兵士上部機銃座に座った。
<対空戦闘用意よし!>
各車両から返答が来た。
「撃ち方はじめ!」
加夜が発砲命令をだすと一斉に空を目掛けて弾丸が飛んで行く。
だが所詮は手動式の機銃であり自動照準では無いため命中率がことごとく低下しているが、あるだけましである。
「2時方向より一機急降下してくるぞ!」
「了解!叩き落としてやるぜ!」
双眼鏡で上空を見渡していた兵士が隣に座って機銃を絶え間なく撃っている兵士に指示を出した。
メネシスは爆弾を投下したがホバートラック隊に影響はない。
更新が遅くなって申し訳ありませんでしたm(__)m
次回はなるべく早めに更新する予定でいます




