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4話



4話



第32機動歩兵中隊は新入りを迎えてそのあとにメネシスの攻撃任務のために先日、野戦基地を出発した。


俺、黒澤慎平は第32機動歩兵中隊配属初日に出撃任務が与えられ現在は作戦展開予定地を目指して行軍中であるが…

無線機越しでは少尉さん達が盛り上がっている。



<やっと中隊らしくなったな。>


<あぁ…なんか久々だな…>


<ワッター、久々もねぇよ。>


<佑河お前は相変わらずひでぇ言い方だな。>


渡辺は苦笑し星川、山本の3人でいつもの雑談が開始されていた。

今回は通信機越しで…


<さぁ…皆さんお待ちかねの超全時空オールナイトラジオの時間がやって来ました!>


「渡辺少尉。呑気にそんな事言ってて良いんですか?」


<リスナーに苦情が殺到中…いやぁ〜人気者は辛いね〜!>


<ば〜か!黒澤は「そんな喋ってるとお約束的な展開になって死ぬだろ?」って言いたいんだよ。>


<えぇ…ショックだわ〜>


「渡辺少尉違いますからね?星川少尉、俺はそんな事言うつもりもありませんよ!」


<はいはい…精々実戦を経験してから大口叩きな新兵達?>


山本がそう言った直後に通信に割り込んで来た人がいた。


<私語を慎め3番機!もう少し緊張感をもったらどうです?渡辺少尉殿。>


<はいはい。沙夜ちゃんがそう言うならマイクを切って独り言にいそしんでやら。>


渡辺は軽い説教染みたような事をされ若干落ち込んだ。

この中隊ではこのような事はしょっちゅう起きているので転属初日の兵士や新兵は戸惑ったりしているのだ。

だが、そんな慣れない環境でも1週間過ごしていれば大抵の人は慣れてしまうそんなユニークな中隊である。



野戦基地から20キロ南下した第32機動歩兵中隊は予定していたベースキャンプ地に到着しようとしていた。


<隊長まもなく拠点予定地に到着します。>


「了解した。到着後はミーティングを行いベースキャンプを設置する加夜説明は頼んだ。」


<了解よ隊長さん。>


「隊長より各機へもうすぐ予定地点に到着する。到着後は加夜がミーティングを行いそのあとにベースキャンプを設置をする。良いな。」


<了解です。>


隊員達は威勢良く応答し、なんとか予定通りにここまでこれた。

だが、安全だと思われていたこの地も戦場であったという事を後々思い知らされる事になる。


機体の体制を低くし森林に隠すようにして一旦全員を集めてホバートラック隊隊長の吉山加夜中尉が本作戦の内容説明を始めた。


「今回の作戦は『メネシス』の地上部隊全滅及び補給路の寸断することが本作戦内容よ。これにより隊長、星川、黒澤、佐藤、田中、矢沢の6人は3機1グループで行動し接近してきた部隊を挟撃。」


加夜は地図を指差ししながら6人の配置場所を指定した。

残りの2人も配置場所がありある場所を指定してきたのだ。


「渡辺と山本はこの道の唯一の抜け道であるこのトンネルある場所から掩護射撃をしてもらいたいの。」


「「えぇぇ!?」」


2人は驚き同じ反応をしてしまった。

それもそのはず、そのトンネルの上は崖に森林と言う見晴らしの良い場所なのだが行くまでが大変なのだ。

わざわざ迂回し一旦先程上った山の反対側に行って登り直さなくてはとても機動兵器と言えども崖を登ると言うのには無理がある。

上官に「行け」と言われれば行かなくては行けないのが現実である。

内容を説明し終わると渡辺、山本機は指定された地点に向かう為に出撃した。



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