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第3話:プログラマーの「コピペの代償」
システムエンジニアの佐藤(26)は、納期当日のバグと戦っていた。
動かない。なぜかシステムが動かない。
締切まであと1時間。焦った佐藤は、技術系掲示板で見つけた「なんかよく分からないけど動く魔法のコード」をそのままコピー&ペーストした。
カチッ。
システムが動いた。完璧だ。
「よし、バグ消滅!」
佐藤は歓喜し、無事にシステムを納品した。
しかし、その30分後。社内のチャットツールが社内報の通知で爆発した。
『社内基幹システムのログイン画面で、パスワードを間違えると、画面いっぱいに「☆テヘペロ☆」という文字と共に、社長の顔写真がウィンクしながらフェードインする謎のバグが発生中』
佐藤は冷や汗を流した。あの「魔法のコード」には、海外のユーモアあふれるプログラマーが仕込んだ、お茶目なジョークが隠されていたのだ。しかも、なぜか社長の画像データと紐づいて。
始末書を書きながら、佐藤は心に誓った。
「コピペ、ダメ、絶対」




