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第8話_はじまり
ミコちゃんシリーズ第8話です。
花一族編、しかも4話にちょびっとだけ登場したリバムーク・プロトタイプの種の行く先をオピィに導かれ、ミコちゃんはとある「家族」に辿り着きます。
設定だけで最強クラスの集団、伝承楽団もモノローグでちょこっと登場!
なにかと書いてて面白かった「ノイマン家編」、スタートです!
みなさまの心に何か響けば幸いです。
はじまり
その世界には、神様がいた。
神様は人間に問題を与えた。
「私達の大切なものを盗めたら、新たな神様にしてあげましょう」と。
人として知らぬ者のいないその問題に、多くの人間が挑んでいった。
だが、今まで誰一人、神様の場所に辿り着くことすらできなかった。
やがて人々が諦め、問題を知っていても無視するようになった時代。
一人の女の子が問題を解いてしまった。
しかも、神が一人死んでしまった。
人々も、神様も揺れた。割れた。驚いた。
なぜか――その女の子が事実を一切明かさずに姿をくらませたから。
出会った人々は納得し、神様は宣戦布告し去って行く。
多くを盗んだ女の子から、神様らしく取り返すために。
これは、それを知りつつ旅をする一人の女の子の物語。




