↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アースガルズ・ガール  作者: カサノクロドミ
第4章・賢者モミジ
PR
28/30

賢者モミジ②

「……質問いいですか?」


「いいよ!」


「禁書庫って、てっきり四賢者様が管理してて、あそこに設置したものだと思っていたんですが、それならモミジさんが読んでないのはおかしいじゃないですか?当時も異世界人がいたんじゃないですか?」


「ユウタくん!いい質問だね。確かに禁書庫は、四賢者で話し合った結果、管理することになった。そして異世界人もいた。でも問題はそこじゃない」


「……わかりませんが?」


「君はモミジのこと、知ってるよね? この賢者は一度没頭すると、何日も戻ってこなくなる。そんな賢者に異世界人を紹介したらどうなるかわかるよね?そう、何日も監禁されるんだ」


「……なんでオレならいいんですか?人権無いんですか?」


「そうじゃない。君の言うことならモミジも聞いてくれる。それこそ3日間監禁するところを、君が帰りたいと言えば、すぐに解放するくらいに」


なんか嫌な信頼があるな……


……ということで、モミジさんと禁書庫のある図書棟にいくと、シアが禁書庫の前で待っていた。


「やっと来ましたね。さぁユウタ……?モミジ様?」


「……君は第5皇女だね。ユウタと知り合いなんだ?」


「ユウタとは親友……いえ、一緒に禁書庫を勝ち取った戦友です!」


「……そう。ユウタと仲良くしてくれてるんだ。ありがとう。……えっと、セラフィナ姫?」


「セラフィナは姉で、第1皇女です! 私はシアです! あんな暴君と一緒にしないで欲しいです!」


シアは大層ご立腹だ。


「……そうか、すまない、第5皇女。……そんなことより、ユウタ、行こうか」


「ちょっ!ユウタ!?どこに行くです?」


「……第5皇女、邪魔しないでほしい。これから私たちは禁書庫で、楽しい時間を過ごすのだから」


「!……なんですか、それは!?私も行くです!」


「……残念だったね。禁書庫に入れるのは2人まで。君の出る幕はないよ第5皇女。……ええとルシアス姫?」


「ルシアスは西の国の第1皇女です!わざとですか?わざと間違えているですか?」


「……違うよ?覚える気がないだけだよ。さぁ行こうかユウタ」


「……モミジさんはどうして、そんなシアを煽るんですか? シア悪いけど、今日はモミジさんに譲ってほしいんだ」


「……ユウタがそう言うなら、今日は諦めますけど、明日も譲れなんて言ったら怒りますよ!」


「そこは大丈夫だよ」


「?……まぁいいです。今日は帰るです。……モミジ様、失礼します」


「……あぁお疲れさま。えぇと……まぁいいか」


「……もう怒る気にもならないです」


なんというかシアは自由に見えて南の国で苦労してそうだ……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。