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禁書庫と皇女様⑦
「私は、ユウタがどこの誰であろうと構わないです。それに、ユウタが特別な存在であることは気づいていたです。詳細は分かりませんが、たとえユウタが竜の巫女様や古代竜様のような存在だったとしても、私はユウタの友人です」
「……そうか、ありがとう。まぁ、簡単に言うと異世界人なんだわ。この世界で使命を与えられて転生したんだ。で、ここに書かれているのは、元いた世界の言葉ってわけ」
「そうなんだ、ユウタは異世界人なんだ。それで?」
「うん?」
「どうやって入るです?」
「……いろいろ聞かないの?」
「私はユウタが好きだから、困るようなことは聞かないですよ?それで、どう開けるです?」
「この扉は音声認識……呪文で開くタイプらしい。しかも登録者本人がカードを持っている必要があるみたいだ。呪文は異世界語で登録されているらしい」
「呪文……異世界語で?ユウタの居た世界の言葉です?」
「そうそう。開ける?」
「もちろんです!」
ユウタが鍵となる言葉を読み上げると、禁書庫の扉は開いた。




