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禁書庫と皇女様③
「ミハルさん、少しいいですか?」
「おぉ!ユウタくんか?入っていいぞ……シアちゃんも一緒か?」
学園長室に入ると、猫耳と猫の尻尾を生やしたメイドのミケさんもいた。どうやら執務中のようだ。
「シアさんがいるということは、禁書庫の件ではありませんか?」
「なんで分かるんです? ミケさん?」
「最近、シアさんに禁書庫へ入れろと要求されて、司書長が困っていると聞いています」
「……シアさん?」
「何ですか?ユウタ?」
「一体いつから、今日みたいなことをしてたんだい?」
「ユウタ、笑顔が怖いです。3日前……いや、1週間くらい前でしょうか?」
「2週間前からですね」
ミケさんがきっぱりと言った。
「何が君をそこまで駆り立てるんだい?」
「……本に対する執着でしょうか?」
「もうやめて、司書さんたちに謝ろうね」
「えぇ〜」
「えぇ〜って」




