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そのロボットの車掌はいかにもアニメに出てくるような
旧型のロボットにそっくりだった。
弘毅はなんだか、不安だったが
「あの…… 座りたいのですが…… 場所がわからなくて……」
そのロボットの車掌に手に持っていたチケットを見せた。
「おや! これは珍しい……」
弘毅から見せてもらったチケットを見たロボットの車掌は
驚いた。
「これはプラチナのフリーパスのチケットですね!……
何処でもご自由にお座りください!」
ロボットの車掌はそう言うと弘毅に銀色に輝いている
チケットを返した。
「プラチナのフリーパスのチケット?……」
弘毅にはロボットの車掌が何を言っているのか、
さっぱりわからなかった。
「はい!そうです…… このチケットは年に数回、
【未来の】政府が発行する行き先、座席などが
すべてが自由なスペシャルなチケットなんです!……」
ロボットの車掌は弘毅に弘毅が持っている銀色の
チケットのことを少し、教えてくれた。
「へぇ~…… そうなんだ……」
弘毅は自分の持っている不思議な銀色のチケットに
感心しながら、近くの空いている座席に腰掛けた。
弘毅は何処でそんなモノを手に入れたのか、
まったく、覚えていなかった。
「……じゃあ。私はこれで…… 何か、ありましたら、
お呼びください!……」
ロボットの車掌は弘毅に軽く会釈するとその場から
立ち去った。
ロボットの車掌がいなくなった後、弘毅はやっとホッと
落ち着いた気がした。
弘毅が座った車両には他の乗客はまばらだった。
別に2008年の東京に着くまで弘毅はすることがなく、
ふと、窓の外の風景に目をやると猛スピードのギャラクシアの
窓から外の風景が見えるはずもなかった。
弘毅はその光景に少し、がっかりした。
「今からこのギャラクシアは更なる加速をした後、
タイムトンネルに入ります!…… お客様にはくれぐれも
お怪我などをさなれませんように……」
そんなアナウンスが車両内に流れた。




