33話
「…ふむ。エンジェルは《勇者》殿に仕えているのか」
「先ほど契約したばっかりだがな」
「ほう…聖王、夜王、精霊王、勇者、魔王のパーティ…。何故この世界の最強種の一角が一つに…?」
「面白いよな。つい召喚魔法陣に干渉して自分が呼び出されるようにしてしまったのもわかるだろ?このメンツなら。」
「…ぬ?《神威眼》」
…なんか、覗き見られてるような嫌な感触を感じる…
「ほう。少し違和感があると思ったら勇者と魔王には双王のジョブもある。」
「はっ?…すまん。召喚魔法陣をいじって成果が出たので興奮して違和感気にしてなかったわ。」
…エンジェルって抜けてる?
「…おい。…まあいい。…ならば、《魔王》よ」
「スイケイよ」
「魔王スイケイ。契約を結ぼう」
「わかった。」
その瞬間、周囲に漆黒の魔法陣が展開された。
「くっ…」
「ほう。地力が強いのか…他のものが可哀想だな。《聖光結界》」
「ありがとう」
「あっ、そうだ。聖王よ。そなたには2つのリングをやろう。リングの効果は《闇属性無効》と《魔法FFフレンドリーファイア阻止》だ。」
「えっ…」
「そなたのログ記録を見せてもらった。どうやらFFに悩んでいたようだからな。」
「契約は終わった。こちらからは夜王に。《光属性無効》と《強化》だ。強化は使いこんでいくと強くなる、成長武器ってやつだ。」
「「大事に使えよ」」
「で、そこの精霊王には…」
「我らの力を送り込んだ精霊を贈ろう。」
「聖光「暗黒…属性付与」」
「…これはっ…ありがとうございます。」
「この精霊も成長する特殊な精霊だ。大事にしてやれよ」
「なんで、僕たちにこんなことを…?」
疑問なんだ。チートにチートを与える理由が。
「チートだからといって、数プレイヤーの暴力に勝てるとは思わないからな」
「今後お祭りもあるらしいし楽しみだ」
お祭りって…イベント?




