34話
そしてその後順調にボスを撃破して…
「ここが穀倉地帯アリノヒか。…さっきまでは森林のエリアだったから印象がガラッと変わったな。」
「だね…人は少ないみたいだけど…」
「とりあえずここでギルドホームを作る…んだよね?」
いや、スピカ…
「というか、まずはギルドホームを借りよ。僕たちはそんなにお金が貯まってるわけじゃないし。で、見積もりを出してもらって、それを5人で等分にしたらいいと思う」
「見積もりか…5等分は公平だしな」
「後々の問題にもなるとおもったから」
「ありがとう、スイケイ」
「賃貸ギルドホームってどんな感じなの?」
「それに関しては僕が。確か、モノにもよるけど5人ならリビング、ダイニング、小さいキッチンくらいかな。大体これで1ヶ月50000Gだと聞いたことがあるよー」
「あ、ギルドに行ってここまでの戦利品を売って、それをとりあえずの活動費にしよう。」
「だね。…こんなところで街を眺めてるより、早く行かないと!」
『おぅ!』
…ノリいいな。みんな。
* * *
「では、合計で50万Gになります。パーティで分けますか?」
「お願いします」
「…思ったより多いな。金の延棒…」
「2回分だもんね」
「というか2回連続で出る時点でおかしいんだが…」
「えっと、スピートさん。あなたは今回までの功績でB級に、スイケイさんはA級に上がることができます。試験は本来ならばあと3つほど先の王都に常駐しているS級の方としてもらうことになりますが、今日から数日間S級冒険者のアラス様がいらっしゃっているので、今なら受けることができまミッドさんとスピカさん、よっぴーさんは昇格はないです…」
「昇格戦か。受けたくかな?」
「ありだね」
「…よっぴーさんは私のことを忘れてるようですけど、私は数日前にS級の方の引率でウォーリアから来たばっかりですよ?」
「あ…」
「記録を見たらスピートさんは登録してから一度も来てないようですし…一応私皆さん全員のこと覚えてるんですけど、前見た時から皆さん存在感上がってません?…私が《直感》と《感覚過敏》、《危機察知》のスキルを持ってるからかもしれないですけど。一部のジョブの場合はS級への直上りになりますが…」
『あっ』
心当たりしかない。
「最近勇者様や《魔王》様、そして《聖王》様、《夜王》様、《精霊王》様まで顕現したとききました。」
『ぎくっ』
「…どうしました?」
「勇者です」
「魔王です」
「聖王です」
「夜王です」
「精霊王です^_^」
なんか1人だけ顔文字入ってる気もするけど…
「えっ」
えっ?あっ!気失ってるっ!誰か、医者〜!




