↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妄想好きの転生者。〜他人の職業を目覚めさせ、世界の理を覆す〜  作者: イソ3


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
11/61

第11話 足りないもの

翌朝、俺は昨日の言葉を思い出す。


(『願いだけでは届かない。』…か。)


何が足りないのか考えながら村を歩く。


無意識にティアの家へと向かう。


今日も家の前で木の枝を握りしめたまま俯いている。


(ティアの笑顔が見たい。)


そう思い近くの花で冠を作る。


「おはよう、ティア!花の冠を作ったんだ!」


「おはよう、ソウ。」


ティアは花の冠に目を奪われている。


そっと冠を頭にかぶせると、ティアは少し照れくさそうに笑った。


俺は聞く。


「ティアは魔法使いになりたいの?」


ティアは少し黙っていたが、


「うん。どうしてわかったの…?」


俺はここ数日、ティアのことが気になり、枝を振っているところを見たと正直に話す。


「見られちゃってたか…実はママが病気なの。だから冒険者になってお金を貰い、ママを助けたいって思ってた。でも…職業を授からなかった。」


…ティアの母が病気だったとは気が付かなかった。


「ティア…ママを助けたいって思えるティアは、本当に優しい。」


俺はティアの手をとる。


「でも思うだけじゃダメなの。」


ティアは困ったように笑う。


「理由は説明できない。でも信じて欲しい。ティアには魔法使いになれる可能性がある。」


(まだ確信はない…でも、方法はきっとある。)


ティアは驚いたように俺を見つめる。


「…本当に?」


その瞬間


【想】が光る。


頭の中で声が響く。


『条件を確認』


第11話 終

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。