表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
D.O.A(ドア) ー 探してるのはBLAST  作者: a.z.bako
In-Ch::layer 0_distortedTimeLayer
12/14

i = 10; try $WHO //トッド

「トッド」


「ぼく」をそう呼ぶのは、目の前にいるベインという存在だ。


彼がぼくをそう呼んだ。


慣れ親しんだ音の中に——いつ目を開いたのか、いつからここにいたのかもよくわからない——異質な音が聞こえた。そのとき、ぼくは自分の存在を意識しはじめた。


「あのとき、なんでぼくを呼んだの?」


ベインに聞いた。


「なぜ? ふむ……」


彼はいつだって迷いなく答えてくれる——もちろん、その答えはぼくにまた無数の問いを生じさせるのだけど——はずだった。


今回は、少し時間がかかりそうだった。


「ふむ……さあ……」


ベインをぼんやり見つめていると、深く考え込んでいるぼくに気づいたベインが、ぼくの頭を撫でながら言った。


「さあね。ただ、あのときぼくの目の前にいるきみを呼んでみたかったんだ。トッドって」


「ぼくがベインであるみたいにね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ