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i = 9; s_x[2] //幸せを持続する方法
「幸せって、何だろう?」
黄色い光が部屋の中を素早く走り抜ける。
「ペダルを踏まなきゃ。止まってはいけない」
丸い部屋の壁は隙間なく画面で埋め尽くされていた。熱と光を放ちながら、ちらつく光の中に、さまざまな表情の群像があった。
部屋の中央に据えられた室内サイクルに乗り、画面に向かって叫ぶ一人の男が見えた。
「幸せは、諦めた瞬間に消えるんだ」
「よし、みんなペダルを踏め」
彼の声に力を取り戻す者もいれば、もうこれ以上は無理だとばかりに、小さな悲鳴を上げる者もいた。
目の白目を見せながら苦しそうに息を喘がせていた一人の画面が、黒く変わってしまった。
「ペダルを踏め。諦めるな。お前たちの幸せは、止まる瞬間に消えるんだ」
時が経つにつれて、部屋はどんどん暗くなっていった。
そしてその暗闇の中から、小さな声が聞こえてきた。
「もちろん、お前たちが全員いなくなれば、私は幸せだ」




