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2920話 スッと真っ直ぐ帰ったかと思ったのに。


接客業と合コンって、相性が良いのかなぁ……とか思いつつ、仕事を進めていく。


今日だけで、神様に三人?三柱?出会った事もあって……物凄く仕事が進んだ。現実逃避ですね。いつも頭の中でやってる事ではあるけど……今回はアレです。俗に言う、テスト前の大掃除とかそう言うのに近いです。


私は、実際のテスト前は物凄く寝てますけどね。何か、『やらなきゃいけない事』がある時程、眠たくなるあの現象。あんなに寝付くの時間が掛かる私が、あんなに眠れるなんて……私の体、逆張りしてるのかね。


緊張する事の前に、心身を休ませようとしようとしてるのかなぁと、今思いましたけど……いや、アレは全力で眠らせにいってる。遅刻させにかかってるもん。余裕で何時間も眠れるよ、あの時は。マジ何でだよ。普段からもっと頑張ってくださいよ。本当に夜に眠りたいんですよ、私は。


湯船にゆっくりつかった後に眠ると、寝付きは兎も角、眠りの質は良い気がするけど……色々あって、出かける前にシャワーでパパッと終わらせた時に、カクッと眠れそうになって……コレだ!!って思って、暫くシャワーでお風呂を済ませていたけど……全然そんな事なかったもんな。その時は、気を張っていないと意識をフッ飛ばすのでは?ってぐらい眠かったのに。


いやでも……今日は良く眠れるかもしれない。流石に一日に、ガチで神様と言われている存在にこんな数会うなんて……アッ、結構今までもあるかも。ナンテコッタ。


「あ、お嬢さん。どうでも良いけどな。さっきのシャボン玉クラゲさん……お嬢さんの所から消えた後、キツネさん達の所で空中でふよふよとして、少しキャッキャと遊んでから帰っていったんやで。それと、あの触り心地は中にシャボン玉クラゲさんの……中身?が入っていたからの触り心地やからな。あの見た目もそうやけど。」


シャボン玉クラゲさん!?


アナタ……アナタ、何でそこ寄り道をしているの?子供と戯れて大丈夫だったのか?影の精霊が全力でカバーしてくれているとは言え……あ、触らずにふよふよ浮いてのらりくらりと躱して?


それ以前の問題として、シャボン玉クラゲさん……浮けるの?あのヌイグルミ状態で、浮く事が出来るの?少しだけ触っただけですけど……それなりに質量を感じましたよ?あの状態で浮く事が可能なんだ?そこの方がビックリですよ。神様的なアレなのか?


「流石やな、お嬢さん。お嬢さんの予想通り、お触りはダメーって感じで、絶妙な高さの空中プカプカ漂って〜って感じやったで。そんで、依代に降りとる?状態やけど神様ではあるからな。あの質量をふよふよと漂うみたいに飛ぶぐらい他愛もないで。子供達は触りたそうやったけど、大人の方々は一定の距離離れて触らんようにしとったなぁ。触りたそうではあったけど。」


……良かった。ちゃんと対策はされてた。そして、予防もされてた。それが知れたたけで、ホッとしたよ。


「なぁなぁ……クラゲって、基本は『漂っている』って状態がデフォルトなんに……あのシャボン玉クラゲさん……ふよふよプカプカしとっても、やっぱり泳いでるんよなぁ。クラゲと言ってええんやろうか。」


……まぁ、見た目はクラゲっぽいですから。見た目がそれっぽいなら、そう名付けても問題ないでしょうよ。いっぱいあるじゃないですか、クジラって名付けられてるけどサメの仲間とか。サメと言ってるけど、実際はちょっと違うとか。クリスマスローズって、バラ科じゃないし。……結構そんなもんだよ。


そもそも、シャボン玉クラゲさん……本物のクラゲじゃなくて、実際は『クラゲっぽい見た目の何か』じゃないですか。いや、厳密には依代がクラゲってだけか?……何はともあれ、その手の話にマジレスするのは……どうかと思いますよ。


「そやな……ウチも色んな形になれるもんな!!」


……そーですね。



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