ことばの新たな定義と再定義3
「時間」と「空間」と「物質」の再定義を行う。
時間と空間の概念については、それぞれをふたつの概念として再定義する。純粋数学的概念と物理学のための数学的概念のふたつである。
純粋数学的概念における時間と空間を、ニュートン力学における絶対時間、絶対空間に相当するものとして「座標時間」、「座標空間」として再定義する。このとき、座標時間と座標空間は物質との間に相互作用を持たない(ここで相互作用ということばの使い方は必ずしも適切でないが、あえてこのままの表現とする)。
また、物理学のための数学的概念における時間と空間の定義に関しては現在中心主義をとる。
例えるなら、「8月13日12:00現在、南鳥島、北北西の風、風力3」と表現された場合の現在時間は8月13日12:00であり、現在位置は南鳥島となる。
基準を現在に取る場合、時間の始まりと終わり、空間の広がりにおける宇宙のはてについては、定義する方法論が存在しない。
物質の定義はみっつの概念が重なり合ったものとする。ひとつは物質が存在する位置(座標)、もうひとつは質量、最後が電荷である。
さらに、質量がつくり出す重力場、電荷がつくり出す電場もまた物質の一部であると定義する。
単位系としては、距離の単位としてメートル(m)を、時間の単位として秒(s)、質量の単位としてキログラム(kg)、電荷の単位としてクーロン(C)をとるMKSC単位系をもちいる。
国際単位系(SI)で用いられるアンペア(A)は物理学的概念における定義としては適切でない。また、モル(mol)、カンデラ(Candela)は定数定義であり、温度
(kelvin)は物理学的には組み合わせ単位である。SIでは温度の定義をボルツマン定数から求めるが、物理学的には気体の状態方程式の拡張として求めるべきであり、キログラム、メートル、秒のみでなくクーロンも含めた定義が必要である。




