表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
灯火。  作者: みつ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/5

3

僕らは、

ショッピングモール内のカフェを出ると、

その広い広いショッピングモールを、

しばし、ブラブラして、

帰宅の途に就いた。


帰りの車内で、

兄が言う。

「もって、1年かな…。」

「なにが?」と僕は尋ねる。

「あのカフェだよ。

値段のわりに、あの味ではな…。」

そこは、

まるっきり兄と同意見の僕であったが、

僕は敢えて、

こう兄に言った。

「『不思議の国のアリス』の世界に、

迷いこんだみたいなカフェだったじゃん♪」

それに対して、

兄は何も答えなかった。


車は、空いている道路を、

スムーズに進んで行く。


沈黙が気まずい僕の口から、

言葉が出た。

「兄さん、

僕、『自宅でアナタもスーパーマッスル!』っていうトレーニング機器を買ったんだ♪通販で。来週には、うちに届いて、

僕は変わるよ…!」

「もって、5日…いや、3日かな…。」

「なんでだよ( ̄□ ̄;)!!

僕、トレーニングをしまくるよ!!

来年の今頃、

僕は凄いマッチョで、

兄さんは、

今日の、あのカフェに恋人とアフタヌーンティーだ!!」


「そうだな♪」と兄さんは、

確かに、そう言って、

ほどなく僕らの乗った車は、

自宅に到着した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ