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五泊目♪ 女子高生の命の洗濯♪

「しばらくはげんさんの、そこらへんの草とバッタのサンドイッチでおもてなしだね!」


スクールバッグに残っていたサンドイッチがぐいっと久遠ちゃんの口元に!


「わたしは食べないわよ!?

バッタがおもてなし!?

それはやめましょうよ!?

お客さん泣いて逃げるわよ!?」


老舗温泉旅館の名物料理?でおもてなし?

元気なイナゴは田んぼにいるもの。

イナゴは稲子。田んぼでおいしい葉っぱをいっぱい食べて肥えてます♪

虫取り網を片手に実る稲穂をかき分けて。元気に走り回るケモ耳しましましっぽの女の子は古き良き日本の原風景だったり?


「あの〜。スイーツならひと通り作れます〜」


そろそろっと手を上げるゆらゆらうさちゃん先生♪


「やたっ! 料理人いきなりゲット!」


お料理担当一名追加。スイーツ限定?


「特技ないんじゃなかったの!?」


「特技ってほどじゃないの〜。

パティシエコンクールの世界大会で〜?

優勝しただけだから〜」


目線を空に。眼鏡の下のホクロに指先を当てて。心当たりがない感じ?


「それってどんな大会なんですか!?」


「こんな感じ〜?」


スマホに映る記念な写真や動画を何枚かスライドすると?


「ぶふっ!?

フランスで開催される世界最高峰のパティスリーコンクール!?

なにこのプロフェッショナルな造形美!?

オリエンタルでファンタスティックなこだわりが伝統と独創性を兼ね備えている!?

先生まさかのチームリーダー!?

とってもゆるゆる輝く笑顔が固い絆を結ぶチームワークを感じられるわ!」


見事な作品の画像がとっても美麗で美味しそう♪

コックコートに身を包んだ先生が動画の中でもゆっさゆさ♪


「ん〜?

なんだかいつの間にかそんなことがあったような〜?」


あやふやふわふわ遠い記憶の彼方だったり♪


「世界に誇れるジャパ〜ンの匠な職人技術!

なんで女子高の理科の先生やってるの!?」


久遠ちゃんの当然の疑問は久遠ちゃんだけだったり?

みんなのほほん見守ってる♪


「女子高生に囲まれたかったから〜♪」


長い耳がぴょこぴょこ♪

夢はゆっさゆさうさちゃんハーレム?


「まさかの目的がわたしと同じ!?

同志だった!」


とっても納得の理由に久遠ちゃんも意義なし!


「それでわ〜。ケーキを作ったりするのに必要なコンベクションオーブンにスチームオーブンや調理器具を用意してもらってもいいですか〜?」


頭に思い浮かべる機械や道具がプロフェッショナルな御用達!


「いきなり専門的な用語が出たわ!

さすが世界チャンピオンのパティシエール!」


パティシエとはフランス語の男性形で「菓子製造人」♪

パティシエールはその女性形♪

日本では男性も女性もパティシエと呼ばれるのが一般的♪


「旅館にはかまどと囲炉裏しかないから買わないとないよ?」


ちらりと振り返る先には旅館、九十九つくも

趣のある古びた木造りはいつの時代に建てられた?

便利なものはあんまりない?


「でもでも〜。道具がないとおいしいスイーツは作れないんです〜」


下がり眉に困ったポーズもゆらゆらゆっさゆさ♪


「そしたら買うしかないね!

お金は陽和万札でいいかなあ?

ぽん!」


こんもり落ち葉が陽和万札の札束に大変身♪


「速攻、営業停止処分決定!?」


「みんなでムショ生活も悪くないかも?

脱獄すれば帰ってこれるよね!」


しましま囚人服でプリズンブレイク♪

ドキドキもふもふけもけもな大冒険♪


「ムショって刑務所よね!?

わたしもなの!?」


日本のお巡りさんは優秀です!

白いおててに手錠がガチャリ♪

みんなそろってお縄につく未来は確定?


「(わたし裏の仕事でもそんなヘマしたことないんだけど!?)」


「それなら〜?

先生も使い慣れたものだとうれしいので〜?

お家からプロ用の道具一式持ってきますね〜

運賃はパパにお願いしま〜す」


お家にプロフェッショナルな御用達がずらり?


「わあ! 夢楽ゆらちゃん、太っ腹!

でも危ない夜のお仕事はだめだよ?」


頭の中には夜の世界で働くバニーガールな先生の姿がちらり?


「ほんとのパパだし〜!

ぷんぷん!

先生のパパは〜。都心の一等地に豪邸をかまえるセレブだから大丈夫〜」


スマホに映える見事なお屋敷。

高い塀に囲まれたセキュリティ万全の館がもはや迎賓館?


「特権階級の香りが漂いまくり!?

あれ? でも先生、お金に困ってなかった?」


うさちゃん先生は推し活もプロフェッショナルすぎて困窮生活だったり?


「貧乏暮らしは趣味なの〜。

一人暮らしって大変でびっくりです〜。

さっそくパパにLIME入れとくね〜。

あ。ナイスミドルなイケオジ執事長さんに食材と業務用冷蔵庫も頼んどくから〜」


とっても安心感を感じる先生のゆりゅゆりゅスマイルに合わせてゆっさゆさ♪


「ナイスミドルなイケオジ執事長の完璧な仕事が思い浮かぶ!

ふんわり本物お嬢様の余裕を見たわ!

甘やかされた箱入り娘が味わう下々の普通な生活!

それなら一人暮らしが大変なのは納得よ!

わたしみたいな落ちぶれ貴族の末裔とは格が違いすぎるわ!」


久遠ちゃんの背中が煤けてる?


「ついでに営業資金に宣伝費におこづかいもお願いしていいかな?

あとほしい物リストがここにあります!

これで大繁盛間違いなしだね!」


ばさっと一枚の紙が先生のゆさゆさの前に!


「それってたぬきの皮算用って言わないかしら?

大繁盛するような要素はなに一つなかったと思うけど?

頭のゆるい学園のプリンセスが描いた画伯のチラシがしっかり残ってるのね?」


久遠ちゃんの勧誘成功で残ったチラシはお持ち帰り♪


「もちろん! 旅館で働く人財はこれからも大募集中だからね!」


「あっそう。

あんた、おこづかいに150インチのテレビもお願いするなんて人としてのプライドはないの?」


「え? だって楽できるよ?」


なにを言ってるの?

きょとんと不思議な眼差しが小首を傾げてる♪


「母のためにがんばるんじゃなかったの!?」


当然の疑問に胸を張って答えるときがきた!


「そう! その通りだよ!

ママのために旅館、九十九つくもを人気な隠れ宿にする!

そして、従業員に働いてもらって夢の食っちゃ寝生活!」


「ダメな夢まっしぐら!」


「いっしっし!

今までとあんまし変わんねぇじゃねぇかよ!」


口元に手を当てていっしっし♪

だけどおめめがとろとろとろり?

ふわあっと大きなあくびが見ていて気持ちいい♪

まだ少し眠そうだったり?


「というわけで!

女将はわたし、陽和ひわ

お風呂掃除は豆柴な久遠くおんちゃん!

スイーツなお料理はゆっさゆさバニーの夢楽ゆらちゃん!

無駄飯食らいはオコジョのいっちゃん!」


「気高い狼よ!」

「俺はイタチだ!」

「ゆさゆさ〜?」


「お布団にお掃除に接客に電話対応に予約管理、その他あれこれはげんさん!

これでスタートできるね!」


なんでも係が一名いました♪


「玄さんの負担が多すぎだわ!

陽和は何もしないつもり!?」


「女将だから!」

「女将なら接客ぐらいやれ!」


「もう! しょうがないなあ!

じゃあ接客だけね!

わ〜い♪

人気女将までもうすぐだね!」


期待に膨らむ胸がイチゴのように甘いかも♪


「もしかしてうまいこと誘導された!?

もっと精力的にやんなさいよ!」


「ん〜? じゃあ、スタッフ募集はがんばるね!

マジシャンやピエロに猛獣使いなんてどうかな?」


「サーカスなエンターテインメント!

方向性が違くない!?」


「とってもかわいいあやかし四人の魅力あふれる演目!

もふもふの曲芸がたっぷり!

けもけも空中曲芸にゆっさゆさピエロ!

ポロリなうさちゃん手品にゆっさゆさあふれるジャグリング!

ぬくぬく温泉で繰り広げるカリスマ性はもふもふエンジョイなアメイジング!

もちろん団長は女将のわたしだよ!

ゆるゆる鞭を振るって観覧するね!

とっても楽しそう♪

あやかしサーカス団が湯治客を魅了する!」


燕尾服に身を包んでのんびりゆるゆる見てるだけ♪


「観覧てお客と変わらなくない!?

お前も働け!

なんだか一人だけ出番が多い気がするわ!?

先生はうさぎの獣人じゃなくてコスプレよね!?

温泉で火の輪くぐりでもやらせるつもり!?

燃えても安心なお湯がいっぱいだわ!?」


しっぽに火がついたら温泉にダイブすれば大丈夫♪

熱演、熱狂、熱湯、エンターテイメントな露天風呂?


「先生は〜? スイーツジャグリングとかならできるかも〜?」


「どんなジャグリング!?

落としたら最高にもったいないわ!?」


「パン切りナイフやスパチュラならまかせて〜」


パン切りナイフは柔らかいスポンジを切ったり?

スパチュラとは?

ケーキを作るときに生クリームを塗るパレットナイフ型の道具です♪


「けっこう本格的な投げナイフもできそうだわ!?」


「俺なんにもやんないぞ?

食っちゃ寝担当だからな!」


「いっちゃんはふわふわ浮いてるだけでサーカスの花形、空中ブランコよりも注目を浴びそうよね!」


会場に舞う着物姿なオコジョ娘はサーカス団のマスコット?


「それじゃあ!

みんなで旅館、九十九つくもの大露天風呂へレッツゴーだね!」


「なんでそうなる!?」


「まずは温泉を肌で味わってみないとだよね!」


「そ、それはたしかに魅力的な提案だわ。

……お風呂掃除は誰がするのかしら!?」


「え? お風呂掃除は久遠ちゃんの担当だよ?

お掃除しないとお風呂に入れないよ?」


「わたし一人で掃除をしろと!?

大露天風呂なのよね!?

く!? 大露天風呂の魅力には抗えない!?

わたしはこのまま働かないといけないのかしら!?」


苦悩と葛藤がせめぎ合う♪

銀色の長い髪とメロンな乙女心がゆらゆら振り乱れてる♪


キュピ〜ンな眼差しがロックオン!


「久遠ちゃん……天然の香り豊かな掛け流しのお風呂を思い浮かべて? 肩まで浸かって足を伸ばしてゆっくりぬくぬく♪

狭いワンルームのユニットバスと違って最高だよ♪

女子高生の命の洗濯には天然露天風呂が最高だよ!」


「心を込めて洗うわ!」


堕ちました♪

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