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異変

今日は昼にしては薄暗い日だった

春にしては冷たい風が吹き、雨が降りそうな空模様


「汚いな…」


大学進学を目の前にして英気を養ってると言えば聞こえは良いが、春休みの真っ只中で遅寝遅起を繰り返しているだけである。

白を基調とした自室も自ずと散らかり、心做しか灰色に見える。


両親は仕事に行っており、家には一人。

両親との仲は悪い訳では無いが俺はこの一人の空間が好きだ。


俺は1階のリビングに向かい昼食を用意する。

とはいえ料理の材料も実力も持ち合わせていないので、トースト1枚に牛乳のみである。


特段することも無い休みであるが、遊びに誘われることも誘うことも無いのは片手で数える程しか友人と呼べる友人が居ないせいだ。


唯一親友と呼べる「長月(ながつき) 晴人(はると)」は中学時代から仲が良く進学先も同じであるが

自分に比べ社交性もあり校内でも人気者で、卒業式後には既に春休み中の遊びのスケジュールがパンクしており、いつもの和やかな顔が困惑の表情を浮かべていたのを覚えている。


当然自分は遊びに誘うタイプではなく、晴人が主導で出かけたりしていた。

つまり晴人が誘って来ないということは俺にとって春休みは孤独の長期休みを意味した。


朝食みたいなメニューの昼食を食べ終えおもむろにテレビを付ける


目に映ったニュースは俺と晴人が進学する大学の校舎から火が立ち上っていた。


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