表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クロト  作者: 白玉
PR
35/72

リノの苦労

「リノ君、お疲れ様。」

「あ、ギルマス。来てくれたんですね!」

「ああ。それより、少し聞きたい事があるんだが…」


「なんでしょうか?」

「先ほどの説明会、動力の説明はしていたが、あんな物で40万トンも浮かせられるのか?化石燃料を燃やすって…」


「あはは、無理ですよ。それは海に不時着した時用の緊急措置で、本当に船を動かすのは、アルマさんです。」

「アルマさんです…って、彼女1人で動かすのは無理だろう。魔素をエネルギーに変える装置が出来たのか?」


「私もそう思ってたんですけどね。大量の人と物を運ぶために、どうしても船が重くなってしまう。でも、海路だと魔物に襲われる。だから、船を空に飛ばそうってなったのですが、飛行船のようにガスで飛ばすのは出来ない…。行き詰まったので、無理だとは思いつつも、アルマさんに頼んでみたんです。そしたらびっくり。一隻どころか、70万トン分をさらっと浮かせちゃったんですよ。消費する魔力量がとんでもないと思ったんですが、2、3ヶ月くらいは持つとのことで…。1週間もあれば着くので、お願いする事にしたんです。」


「おいおいめちゃくちゃだな…」

「はは、めちゃくちゃですよね…」


リノ君が少しやつれた目をしているのは気のせいだろうか。働き疲れたのか、アルマ君に圧倒されたのか。


「疲れているみたいだし、君は休むと良い。対応は私とジン君でやっておこう。」

「良いんですか…?私5日間ほど寝てなくて…これでやっと休めます…」


と言った途端、その場で崩れ落ちて寝てしまった。よほど限界だったのだろう。


休憩室のベットに寝かせてあげて、会場から出た。


今日の大発明を思い出しつつ、私は帰路に着いたのだった…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ