(番外編)言語機能、ほぼ消失しました
カオス回なので番外編です!
朝。
「うー」
……は?
俺は目を開けた。
横から少女。
「う?」
終わった。ついに言語消えた。
⸻
外に出る。
パン屋。
店員が言う。
「うっう!」
いや分からん。
パンを指さしてくる。
「うー!」
多分これパン。
俺は3ゴールド出す。
店員、
「うっ!!」
喜んでるっぽい。
⸻
通り。
兵士が近づいてくる。
「うー……う!」
なんか注意されてる?
俺、止まる。
兵士、
「う!」
通してくれた。
なんとなく分かる自分が怖い。
⸻
少女に聞く。
「これ何が起きてんの?」
「うー」
分からん。
⸻
広場。
人が倒れてる。
周りの人たち、
「うっ!?」
「うー!!」
たぶん心配してる。
一人が近づく。
「うー……」
優しいトーン。
感情はある。
言葉はない。
⸻
俺は呟く。
「……これ、逆に原始的すぎないか?」
少女、
「う!」
肯定か?
⸻
その時、視界にウィンドウ。
「うー」
やめろ。
読めない。
⸻
俺は空を見上げた。
「いやせめて文字は残せよ!!」
遠くで子供たちが走っている。
「うー!」
「うっう!」
めっちゃ楽しそう。
⸻
俺は少し考えてから言った。
「……まあ、これはこれでいいかもな」
少女が隣で言う。
「うー」
ちょっと優しい声だった。
⸻
(数秒後)
視界にウィンドウ。
「言語アップデート ver.???」
戻る気満々だな。
⸻
俺はため息をついた。
「この世界、進化と退化を繰り返してないか……?」
少女、
「うっ!」
たぶん同意。
今回は少しカオスにしてみました(笑)この日だけで4話出したのですが、明日からは元の投稿頻度に戻ると思います!面白かったらブクマや評価していただけると励みになります!それでは、次回もお楽しみに!




