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失恋した俺の高校生活は、守りたい人が少し多い。  作者: 神無桂花
志保√ それでも好きだから。

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らじお第五回

 「はい、というわけで、志保さん√完結したわけですが。先輩、何で私がここに座っているのですか?」


「順番。前回のらじおからここまでの話で、どこにらじお回を挟んで良いですよ、みたいな雰囲気があった?」


「無いですね。志保さんに回せませんでしたか」

「はい。そんなわけで。やっていきましょう」

「先輩、二回目にして慣れてきましたね……」



 「質問コーナーは安定のスキップ。さて、今回は志保√の解説というわけだが、解説すること、あるか?」

「エピローグじゃないですか?」


「あぁ。予定の五倍の量に膨れ上がったあのエピローグか。実際、エピローグの内容を加味すると、ここに結愛が来るのには結構必然性があると俺は思う」


「まあ、そうですね。エピローグ1は、私が主人公みたいな感じでしたし」

「お前、随分と仕事してたな。気がついたら煙草吸うようになってたし」

「好奇心からですね。結構落ち着くという発見があったので。それからは任務終わりに、日常生活の中では全くって感じです」

「そうか」

「実際、仕事辞めてからはめっきりですよ」

「まぁ、お前の仕事、結構集中力がいる奴だしなぁ」


「そうですね。先輩がいなくなったので、狙撃とハッキングがメインの仕事……先輩が一度休職してからの二年間も、同じようなことしていましたが。あの時期は警察とも積極協力、日本中、何ならたまに海外でも仕事しましたね」


「大出世だな」

「界隈では有名なスナイパーになりました。やめましたけど」

「よくやめられたよなぁ」


「霧島さんが頑張ってくれましたから。あと、引っ越してからの仕事に、後任の育成もありましたので」


「結愛の狙撃技術を教えるって、なかなか難しく無いか?」

「まぁ、そうですねぇ。パッと暗算できれば話が違うのですが」

「無茶言うな」

「暗算の練習と射撃場での実戦ですね。ひたすら」

「脳を作り変えるような内容だな」


「まぁ、先輩が将来お子さんに格闘術とかそこら辺のこと、教え込むか迷っているじゃないですか。それと変わらないですよ」


「あぁ。そうだな。できて損はないからな。使う機会が無いこと、それを必要とする機会が無いことを願うのが、普通の親だと思うが」


「甘えですよ。これからのことなんてわからない。ありませんようになんて思うのは、ただの身勝手です」


「そうだな。その通りだ」

「さて、先輩。アフターの話をしましょうか」


「奏と結愛はともかく、志保√アフターは、無理じゃね? というか、エピローグがほぼほぼアフターだろ」


「それは否定しきれませんね。現状、奏さんと私のアフターは高校生活を描く予定みたいですが。志保さんのルートは、それからもそれなりに大変ですからねぇ。高校生活自体は平和ですが」


「エピローグの内容が濃すぎた」


「それです。ぱぱぱっーと平和に済ませる予定が、書いてる途中につまんな。こんなの見せられるかってなって。消して、書き直したら一万字越えのエピローグという名のアフターになったと」


「ははは。なんじゃそりゃ」

「本当、ははは、って感じですよねー。奏さんルートも、思えば、ここからの方が見せたい内容が多いとか何とか」

「うーん。うん」

「知っていますか? 私のアフター。先輩のバイクアクションスタートですよ」

「へー。なぜ?」

「奏さんルートの姉妹喧嘩スタートとどっちが気が楽……」

「バイクアクション」

「即答ですね」

「久遠家の姉妹喧嘩は、キツイ」

「そ、そうですか。ちなみに、どのルートが一番きつかったですか?」

「ノーコメント。志保か結愛は比べられん」

「奏さんルートは平和だったですからねぇ」

「平和の象徴だからな。奏は」


「というわけで。アフターは奏さんルートから開始予定ですこの機会に読み返すのも良いでしょう。では、お相手は萩野結愛と……私の苗字、どれくらいの人が覚えているのでしょう? もう、九重に変えてしまいましょうか」


「おやつ感覚で結婚しようとするな。九重史郎でした。……次で三連勤終わりだー」





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