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MELANCHOLIC HEAVEN 【戦火に咲く七輪の華・その記憶と記録】  作者: 倉木英知
【呪われた館と幽霊の製造方法】
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幽霊


 心を奪われた。


 【幽玄の美】


 直接的な表現、視覚的な美しさの奥にある深遠で微妙な美的体験である。それは言葉や形では完全に捉えきれない奥深さを内包し、完璧さでは無く、不完全さ、不均衡の中の独特の美くしさの事。この概念は、物事の表面的な美しさと、その背後にある深い意味や感情を重視する日本の美意識であると云う…。


 【かそけきモノ】


 確実に其処に存在している筈なのに、微かで知覚しにくい気配、霊的存在、若しくは儚い美しさを持つ存在の事。其の内側にある【気配】や【情緒】を慈しむ、日本の美意識…。


 私は…。其の美意識に魅了された。特に【幽霊】と云う存在に心を奪われたのである。しかし、残念ながら私には【幽霊】を知覚する感覚は持ち合わせてはいなかった。そして…万人がソレを知覚出来る訳では無い。


 ならば何故【幽霊】と呼ばれる【幽玄の美】【幽きモノ】が万人の心の奥に棲みいているのだろうか…。


 私は、其の答えを探していた。そんな矢先の事であった。高校時代の頃。SNS上で名も顔も解らない人物と【幽霊】について語り合っていた時の事だ。私は、其の答え。そして…其の奥にある幽霊の製造方法の着想を得る事が出来たのである。


 僥倖だった。運命の導きなのだろう。

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