↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【Web版】進路希望調査に『主夫希望』と書いたら、担任のバツ一子持ち教師に拾われた件  作者: yui/サウスのサウス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

675/813

608 線香花火

ラストはやっぱり

「おお、楽しんでるみたいだな」

「あ、まま!」


花火も一通り堪能した頃、残すは線香花火のみとなったタイミングで遥香がやってきた。タイミングがいいけど、中から見ていたのだろう。


「おお、ちーちゃん。楽しんでるか?」

「うん!ひは、ちょっとこわいけど、いろがすごくきれいなの」

「それなら良かった」


ちゃんと、火が危ないものだと理解してるのだから、我が子はやはり賢い。そんな風に親バカみたいな事実を確認していると、いつの間にか瑠美さんが室内に戻って行ったようだ。親子で楽しめってことかな?


線香花火に火をつけて、3人でそれを眺める。先程までの華やかさとは少し違って、落ち着いた感じがなかなかいい。


「あっ!」


そんなことを思っていると、千鶴の持っていた線香花火の火玉が落ちてしまった。


「むぅ〜」


残念そうにむくれる我が子が可愛いと思っていると俺の火玉も落ちてしまった。仕方ないので、千鶴と2人でもう一度火をつけてぼーっと眺める。


「・・・子供の頃な。この線香花火が好きすぎて家族でやる時も1人だけこればっかりやってたんだよ」

「そうなんですか」

「この儚げながら、頑張ってる姿がなんか好きだったんだよ」


確かに、懸命に燃えて弾けてるようにも見えるな。にしても、遥香は浴衣を着て線香花火やったら更に絵になっただろうな。遥香の和服は俺的にかなりグッとくるのだ。そんな視線に気づいたのか、遥香は微笑んで言った。


「夏祭りもあんまり今年は回れなさそうだしな。浴衣はお預けかな」

「ですよね」

「どうしても見たければ・・・」


くすりと笑いながら部屋の方を指さす我が嫁。なるほど・・・続きはベッドでってことか。なんか結婚してから一気に色に染まったなぁ・・・俺は。


それまでほとんど無縁だったのに、遥香を愛でるとなるとなんか自分でも信じられないくらい大胆になる時があるからなぁ。家族計画は慎重にと言いたいけど、そのうち3人目も出来るかもしれないなぁ。


果たして俺は何人の子供を遥香と作るのか・・・誰か予想出来る人が居たら教えて欲しいものだ。


「ぱぱ、きれいだね」

「うん、そうだね」


思うに、一番の成長は嫁と娘で気持ちの切り替えがしっかり出来る点かもしれない。先程までの色に染まった感じから一転して娘が可愛いと思えるのだから、我ながら切り替えが早いものだ。


そんな感じで花火を満喫するのだった。持ってきてくれた瑠美さんには感謝しないとね。後でお菓子でも作って渡そうかな?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。