565 ホッと一息
お風呂タイム
「ふぅ・・・気持ちいいな」
「ですね」
「コテージって言うからあんまり期待してなかったが・・・ちょっとした温泉だな」
遥香の言う通りで、お風呂自体はかなり広かった。まあ、温泉付きのコテージなんて今はかなりあるそうだが、雅人が気を使ったのだろう。遥香は妊娠もしてるし。
そんな訳で、一緒にお風呂に入っているが・・・やっぱり、妊娠してから遥香の胸が少し大きくなっているのを再確認してしまう時点で俺は色欲に溺れたのかもしれない。
「変な奴だな。私の胸なんて見慣れてるだろ?」
「何度見ても好きな人の胸はいいんですよ。それに未だに裸にドキドキしますから」
「そ、そうか・・・」
嬉しそうな遥香。こういう表情は本当に可愛いものだ。
「そういえば、今日バーベキュー手馴れてる感じだったが、経験者だったのか?」
「ええ、前に1度だけ雅人の家族とやってその時にやりながら覚えました」
まあ、バーベキューって服に匂いがつくからあんまり好きじゃないんだけどね。今日も雅人以外は服に匂いつかないように少し離れた位置で食べて貰ったし。とはいえ、完全には無理なのでそこは仕方ない。
「本当に器用だよな・・・今度は家族だけでくるか」
「それもいいですね」
お腹の子が生まれてからになるだろうけど、ある程度大きくなってからの方がいいだろう。
「お義父さんとかアウトドア好きそうですけど・・・バーベキューとかするんですか?」
「いや、そういうのはしないな。多分、その金で焼肉連れていく方がらしいかな」
「焼肉ですか、たまには行きますか?」
「ん?まあ、嬉しいが・・・いいのか?」
金銭的なこともあるのだろう。ただ、そこは安心して欲しいものだ。そもそも遥香と俺の貯蓄もかなりあるし、今も空いてる時間に小銭稼ぎして、日々の生活ではなるべく節約している。2人へのお金はちゃんと使うけど、節約している分貯まってもいるから焼肉くらい何の問題もない。
「大丈夫ですよ。ただ、妊娠中なのであんまり食べれないと思いますが」
「まあ、そうかもな。この子生まれて落ち着いたらその分食べるとするか」
「ええ、お酒飲むなら飲んでもいいですよ。運転は俺がしますから」
「それはありがたいな」
嬉しそうに微笑む遥香。お腹の子が無事に生まれてからもきっと色々忙しいだろうけど、楽しみでもある。生まれてから・・・でもそうか、その子が1歳になる前には俺は20歳になるから、俺も飲めるようになるのか。まあ、飲むか分からないけど。
そんな感じでのぼせないように気をつけて遥香を洗ってからゆっくり寝るのだった。




