547 悪夢
本当にごめんなさい( ;꒳; )今週も土日で1日1話づつです( ´・ω・`)来週からは絶対に2話頑張ります( ̄^ ̄ゞ
「うぅ・・・」
とある夜、何やら隣でうなされてる遥香に気づいて俺は体を起こす。千鶴は幸いにもすやすや寝てるので、俺は優しく遥香の体を揺すって起こす。
「遥香、遥香」
「・・・健斗?」
「うなされてたけど大丈夫ですか?」
「悪い・・・」
少し汗をかいていたので、水とタオルを持ってくる。一気に喉を潤してから、軽く汗を拭ってタオルを返してきた遥香に俺は聞いていた。
「悪夢でも見てたんですか?」
「正直かなり酷い夢をな・・・」
「聞いても大丈夫ですか?思い出したくないなら無理に聞こうとは思いませんが」
「いや・・・」
そうして、遥香が話すにはなんでも、夢の中で桜が生まれてから俺が子守りに疲れて他の女に夢中になったという夢を見たそうだ。うん、現実には全く有り得ないが。
「全然家に帰ってこないお前というのが本気で怖くてな・・・」
「有り得ない夢ですけど、とりあえず大丈夫ですよ」
安心させるようにそっと抱きしめる。遥香はあまり悪夢で起きることはないので、本当に珍しいのだ。俺の場合は深く眠ると昔は母さんの夢ばかり見ていたから、何度もそれで起きていたが・・・遥香と暮らすようになってからそれは無くなった。
「悪夢なんて、お前が来てから初めてだな・・・」
「前はあったんですか?」
「和也のことでな」
なるほど、それはそうか。遥香だってその件を凄く気にしてたんだし、俺より深刻だったかもしれない。
「お前と寝るようになってから・・・いや、お前が助けてくれてから、和也の夢は一切見なくなったんだが、まさか今度はこんな悪夢をみるとはな」
「完全に有り得ない内容なんですけどね」
「それでも、家にお前が居ないのが辛すぎて・・・泣きそうになった」
「よしよし」
ポンポンと優しく背中を叩く。子供をあやしてるみたいだけど、2人きりの時はこういう甘え方もあるから落ち着くと思ったのだ。しばらくそうしてから、再び眠りに着く遥香。にしても、妊娠して色々不安になってるのかな?
俺も配慮はしてるつもりでも、何分出産経験が無いから、どうしても足りない部分はある。遥香の夫としてもっと出来ることがあると思うんだけど・・・難しいものだ。
(やっぱり、経験者に聞いてみるとしようか)
参考にはなるかもしれない。個人差があるとはいえ、同性として俺よりも理解してる部分もあるだろうし。まあ、とはいえ、俺が子育てに疲れて浮気することは絶対ないけど。遥香以外の女の人を愛することが絶対に不可能だろう。それを伝えていかないとね。そんな感じで俺も眠りにつく。




