548 経験談1
本当にすみません( ´・ω・`)
出産経験のある、俺が知り合いで相談がしやすい人。そうなると候補は3人だ。瑠美さんにお義母さん、そして巡李さん。お義母さんは直接聞くには遠いし、電話かこの次行った時にでも聞けばいいと思い、まずは近くの巡李さんから聞くことにする。
「うーん、そうねぇ、私は悪夢は見なかったかしら」
・・・まあ、予想はしてたけど。巡李さんは案外いい性格をしてるからね。あんまり悪夢は見ないか。
「でも、まあ、不安が無かった訳じゃないわね。雅人と薫・・・2人とも生む時は色々不安もあったわねぇ」
「そうなんですか?」
「ええ、特に雅人の時はねぇ・・・義理の両親が男の子を強く希望しててプレッシャーだったわぁ」
なるほど、そういうプレッシャーもあるのか・・・とはいえ、別に両家とも孫の顔を早く見たいとは言っても性別には拘ってないからそれは大丈夫かな?
「あとは、そうね・・・妊娠中だと、夫が外で浮気してる気がして仕方なかったわねぇ。何しろ夜の生活がお預けだから」
そっか、逆にそういう心配も有り得るのか。夫のリビドーが外で発散されてると疑うのもわからなく無い。信頼してても、仕事とかの付き合いもあるだろうしね。幸い俺はそういうのは無縁だから関係ないけど、遥香としては昼間の俺の生活も見えてないからその心配も無理はないか。
「まあ、健斗くんなら大丈夫でしょうけど」
「いえ、俺もまだまだです。もっと遥香の力になりたいんですが・・・」
「ふふ、少なくとも一回目の妊娠よりも十分遥香さんは安心してると思うけどね」
まあ、本当あの頃居れたら力になりたかった。とはいえ、年齢的にはどうしたって難しいけど。まあ、過ぎたことよりも今現在の努力をしないと。
「でも、早く会いたいわねぇ、久しぶりの赤ちゃん楽しみだわ〜」
「子育てに関しても色々聞くことがあるかもしれませんが・・・」
「いいのよ。私達にとって健斗くんは家族みたいなものだし。本当は薫と結婚して欲しかったけど」
冗談なのか本気なのか分からない冗談を言われた。あんな美少女が俺に惚れることは有り得ない気が・・・向こうもきっと俺を兄貴分的な存在としてしか見てなさそうだし。
しかし、その場合は雅人を義理の兄と呼ぶのか・・・なんか複雑だな。親友を兄と呼ぶのはなかなかねぇ。水瀬さんもどうせ雅人と結婚するだろうから義理の姉と呼ぶことになるだろうし。
ま、そんな無かった未来の妄想はさておき、やはり経験者の話はタメになる。本当に周りに恵まれてるよ。




