543 結婚式を終えて
600話( ̄^ ̄ゞ(カウントはまだだけど(^_^;))
「終わったな・・・」
「ですね・・・」
結婚式も終わり、二次会と称して巽家、黒羽家、中条家、百瀬家も何故か加わったが・・・まあ、そんな感じで別で予約してたらしい店へと向かった。俺はまだ未成年だし、遥香は妊娠中、千鶴も色々あって疲れて寝てしまったので俺たち3人は早々に帰路についていた。
俺が抱っこしている千鶴はすやすやと気持ちよさそうに寝てるが・・・頑張ってくれたからまた、あとでちゃんと褒めないとね。
「ぐっすりだな」
「ええ、遥香もお疲れ様でした」
「なんか慣れないな」
「敬語ってなかなか使ってて楽しいからつい・・・その子が生まれるまでには直します」
少しだけふっくらしてきた遥香のお腹を撫でてそう言う。
「まあ、いいがな。でも、悪いな」
「何がですか?」
「結婚式の準備とか色々お前にばっかり任せたからな」
「仕方ないですよ。お仕事だってあるんですし。それに俺は遥香のウェディングドレス姿に満足です」
「お前のタキシード姿もなかなかカッコよかったぞ」
くすりと笑い合う。
「なあ、健斗」
「なんですか?」
「これからもずっと一緒にいてくれるか?」
そんなことを聞かれる。俺はそっと手を繋ぐと微笑んで言った。
「神様の前でも誓いましたからね。俺は生涯遥香を妻として愛するって。それはずっと一緒にいるってことだと思ってます」
神様に誓うまでもなく俺はずっと一緒にいたい。数ヶ月前から書類上は夫婦だったけど、今日改めてそう思った。
「むしろ、絶対に遥香を手放しません。いやーーー絶対に離さないからな」
そう言うと少しだけ照れくさそうに顔を背ける遥香。なんかやっぱり強気の口調がお気に召したのかな?夜もそうだし、案外俺が上の方が遥香は嬉しいのかもしれない。
まあ、まだタメ口を意図的にするのは時間が掛かりそうだけど・・・喜ばれるなら頑張ってみるか。
「遥香も同じだと思うけど・・・どう?」
「・・・当たり前だ。私も誓ったからな。お前を夫として生涯愛するって」
繋ぐ手から腕を組んでくる遥香。千鶴を片手で起こさないように抱っこするのはなかなか大変だけど、妻とのコミュニケーションも大切にしないとね。
ここに産まれてくるもう1人も含めるとまた俺は守りたいものが増えるけど・・・それは不思議と幸せなものだった。女性として、妻として愛してる遥香、家族として娘として愛してる千鶴、まだ見ぬもう1人だって俺にとって大切な家族だ。
主夫と父親と夫と・・・まだまだ未熟だけど頑張らないとね。
結婚式の後だからだろうけど、そんな事を思いながら軽くイチャイチャして帰るのだった。




