518 ウイスキーボンボン
クゥーッ!!”(*>∀<)o(酒)"
「さて・・・そろそろ少しは消費しないとな」
何やら、千鶴ちゃんと一緒に出掛けた遥香さんを見送ってから、俺はそれを取り出していた。
吉崎から結婚祝いにと貰った大量のウイスキーボンボン。遥香さんも妊娠中、千鶴ちゃんは未成年だし食べさせられないので俺しか食べる人がいないのだが・・・流石にそろそろ消費しとかないとそのうち期限切れになりそうだしね。
甘いものは嫌いじゃないが、ウイスキーボンボンは本当に久しぶりなので懐かしくなる。確か前は雅人の家だったかな・・・その辺の記憶は何故か無いけど。
巡李さんと薫ちゃんがご機嫌だったのと、雅人がなるべく食べない方がいいとか言ってたのは少し覚えてる。
『健斗、これは食べない方がいい』
珍しく雅人が真剣だったのはなんとなく印象に残ってる。
『いいのよ、健斗くん。むしろもっと食べないと』
『うんうん』
『余計なこと言うなよ』
中条親子のこの差はなんなのか?
「なんだろうなぁ・・・あ、美味しい」
思ったよりずっと美味しい。とはいえ結構量があるし食べ切れる気はしないけど・・・貰い物だし少しは頑張らないとね。漫画とかアニメみたいにウイスキーボンボンを少し食べた程度で酔うわけないけど・・・あんまり食べて太ってもね。
いや、その分運動はしてるし、むしろ痩せてて筋肉が少しつくからこそ、遥香さん的にはもう少し太ってもいいとは言われてるけどね。
思えば実家の頃は父さんとか海斗の食べ残しがそこそこあったから、つい食べてたような気がする。千鶴ちゃんや遥香さんはそういう勿体ないことは絶対にしないから痩せたのかな?
まあ、あとは父さんの時間帯の関係もあった。夜の仕事で会うことはそこまで多くなくても、やっぱり父さん用にある程度作らないといけなかったしね。
「でも、思ったよかいけるな」
もぐもぐと一つづつゆっくり食べていく。気がつけば1箱終わっていた。うん、まあ確かにウイスキーボンボンって独特だけど食べきれないことはないかも。
こうして遥香さんや千鶴ちゃんがいないうちに片付けないと、2人が食べたくなるかもしれないしね。2箱目も余裕でクリア。3箱目に突入。なんかこんなに食べると太りそうだけど・・・その分ちゃんと後で運動して取り戻そう。千鶴ちゃんと遊んでもいいし、家事をしてもいいし、やる事はいっぱいある。
そうして無言で俺は食べ進めた。なんだか途中で気持ちよくなってきたような、眠くなってきたようた気がするけど・・・気のせいだろうか?




