485 お勉強
…φ(..)メモメモ
「ぱぱ」
しばらく色々と動き回ってやっと一息つけると思っていると、レナちゃんと遊んでいたはずの千鶴ちゃんがなにか紙を持ってきていた。
「どうかしたの?」
「うん、あのね、れなちゃんがおねえちゃんにかいたおてがみこれでいいかみてほしいの」
「レナちゃんの手紙?俺が見てもいいの?」
そう聞くとこくりと頷くレナちゃん。まあ、本人がいいならいいか。
「千鶴ちゃんが教えたの?」
「うん、どうかな?」
一通り確認してみて問題はなさそうだった。というか、いつの間にか千鶴ちゃんも教える立場になっていたのかと少し感慨深くなりつつ俺は2人の頭を撫でて言った。
「お姉ちゃんきっと喜ぶよ。あと、千鶴ちゃんも凄く上手に教えられたみたいだね。偉い偉い」
「えへへ・・・」
うむ、うちの娘は可愛いと思ってレナちゃんの方をむくとレナちゃんは何かを考えてから、千鶴ちゃんに言った。
「ちづるちゃんはおとうさまにおそわってますの?」
「うん、ぱぱにいろいろおしえてもらってるんだ♪」
「そうですの・・・」
まあ、俺も人に教えるほど学がある訳じゃないけど・・・昔、海斗に教えられた頃は必死に色々頑張ってたなぁ。そのうち海斗が物事の要領掴めてきてそんな機会は減ったけど・・・まあ、子供に教えるくらいなら出来なくないしね。
「ちづるちゃん、おかねのけいさんできますの?」
「すこしならできるよ。ぱぱにおそわったから」
「じゃあ、わたくしにもそれをおしえてくださいですわ」
「うん!もちろん♪」
なんとも微笑ましい光景だけど・・・小学校受験って訳でもないのにこうして自分から学ぼうとするのは本当に偉いなぁと思う。まあ、自分から学ぶ気があるなら知識を蓄える勉強は楽しいだろうね。俺も、料理を覚える時は本当に楽しかったしね。
あ、でも料理だけじゃなくて家事全般か。それがこうして役に立ってるから、学ぶ意欲って大切なのだろう。無理矢理やらせたものは本当の力にはならない。時にはそれも必要だろうが、どのくらい本気で要領よく取り組めるかが大切なのだろう。
楽しそうに無地の紙に書き込んでる2人の姿が微笑ましく思えるけど・・・きっと、この光景も今だけなのだろうなぁと、少し寂しくもある。子供の成長って本当に早いもので特に他人と関わるとそれが加速するような気はする。
人間関係の中で身につくものもあるし、そういう意味では友達は本当に大切なのだろう。寂しくない訳じゃないけど・・・それを温かく見守るのも親の務めだろう。




