482 ユキにメロメロ
ฅ•ω•ฅニャニャーン✧
「か、かわいい・・・!」
家に着くと、最近はすっかり馴染んだうちの猫のユキのお出迎えにレナちゃんが大興奮していた。文字通り目をハートにしてユキを見つめてるが・・・猫好きなのかな?
「みゃー」
「おっと、よしよし」
お帰りとばかりに俺の足元に擦り寄ってくるユキ。なんか1番世話してるせいか1番好かれてるっぽいんだよね。ベットに忍び込むこともかなり増えてきたし。
「れなちゃん、にゃんこすきだもんね」
「あ・・・べ、べつにそんなこと・・・」
「ちーも、ゆきのことも、にゃんこもすきだからいっしょだよ」
「・・・そうですわね」
・・・あの、なんかうちの娘めっちゃレナちゃん手懐けてませんか?なんか扱いが上手いというか・・・気のせいだよね。ただ単純に相性がいいだけで、娘がジゴロとかではないはず。でも、遥香さんの血を継いでるからその可能性も否定できないなぁ・・・。
「ユキ、千鶴ちゃんの友達のレナちゃんだよ」
「にゃう」
レナちゃんの方に近づくとスリスリと頭を擦り付けるユキ。なんでかめっちゃ人懐っこいんだよね・・・誰に似たのやら。レナちゃんはそんなユキを嬉しそうに抱き上げて抱きしめていた。お気に入りのぬいぐるみでも抱いてるようで実に微笑ましいが・・・流石に玄関にずっといるのもね。
「千鶴ちゃん、手を洗ったらお昼出来るまでレナちゃんとお部屋で遊んでていいよ。ぷにゃも紹介するんでしょ?」
「うん、わかった。きょうのおひるは?」
「オムライスの予定だよ。レナちゃんはオムライス食べれるかな?」
「へ・・・あ・・・」
慌ててユキを下ろしてから、誤魔化すように頷くレナちゃん。猫好きなのはあんまり知られたくないのかな?まあ、触れるほど野暮じゃないけどね。それに俺がいるから緊張してるだけかもだし、お昼まで2人で寛ぐべきだろう。
「れなちゃん、こっちだよ」
「うん・・・」
頼もしい我が娘にお客人の相手は任せるとして・・・俺は、サクッとお昼を作るとしますか。レナちゃんがダメなのはキノコと柿だけど・・・まあ、使う予定はほぼほぼないしね。柿に関しては随分食べてない気がするな・・・まあ、そこまで食べたいとも思わないけど。
千鶴ちゃんと遥香さんが食べたいって言えば買ってくるけど・・・2人とも言わないだろうしね。2人とも柿よりみかんの方が圧倒的に好きだろうし、割とみかんを使ったデザートはそこそこ出してる気がする。単体は特に冬に役立つからね・・・コタツ様とセットで崇拝してる感じかな?




