表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【Web版】進路希望調査に『主夫希望』と書いたら、担任のバツ一子持ち教師に拾われた件  作者: yui/サウスのサウス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

464/813

425 ホワイトデー2

後輩さん

「あら?」

「げっ」

「『げっ』とはご挨拶ですね」

「ごめん。ついね」


何の偶然なのか出先で後輩の百瀬さんに出会った。デートの待ち合わせ中だろうか?・・・女の子との。


「そうだ、先輩。結婚おめでとうございます」

「・・・誰から聞いたの?」

「レナが言ってましたよ」

「レナちゃんか・・・」


公に言うことでもないけど、きっと千鶴ちゃんがそれとなく報告したのだろう。まあ、1番仲良しだし仕方ない。


「ということは、今先輩に女装して貰ったら既婚者という属性もつくのですね」

「いや、何を恐ろしいことを言ってるの?」


というか、まだそんな野望を抱いているのか・・・卒業したのだからいい加減見逃して欲しいものだ。まあ、でもここで会えたのも何かの縁だ。一応準備していたブツを俺は渡した。


「これ。ホワイトデーのお返し」

「あら?もしかして私がここで女の子ナンパするのを知ってたんですか?」

「・・・ナンパもしてるの?」


この後輩の恐ろしさを改めて実感していると百瀬さんはくすりと笑って言った。


「案外簡単なんですよ?1番簡単なのは押しに弱い子か、変態願望を持った女の子なんですが・・・ツンツンしてる普通の女の子をこちらの道に引き込む時の素晴らしさといえばもう・・・」

「ああ、いや。その辺で勘弁して」


なんで俺はこんなアホな会話をしているのだろうと思っていると百瀬さんは微笑んで言った。


「まあ、とにかくありがとうございます。レナと2人で美味しく食べますね」

「そうして。じゃあ」

「あ、先輩。女の子を満足させたければ何時でも連絡ください。レクチャーしますから」

「・・・念の為聞くけどどうやって?」

「え?実践ですが?」


うん、そのなんなの?みたいな疑問の顔やめて。俺がおかしいのかと錯覚しそうになる。にしても・・・後1年早くこの後輩と出会ってたら俺は本気で父さんと同じ道にいても不思議じゃなさそうだと少しだけ恐怖に震えてしまう。


「まあ、とにかく・・・女の子遊びも程々にね」

「先輩。私はいつでも真剣ですよ?」

「一応受験生なんだからね」

「ふふ、はーい」


分かってなさそうな後輩に手を振ってから俺はその場を後にする。まあ、流石にもう街でのエンカウントはないと願いたいが・・・あの後輩とは謎の縁がありそうなので怖いところだ。どちらかといえばあの後輩に限っては、俺の浮気を心配されるよりも、遥香さんと千鶴ちゃんが何かの弾みで関わって悪影響を受けないか不安でしかない。願わくば後輩が普通になりますように。叶わぬ願いを抱いて家路につくのだった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
[一言] if 後輩√ 巽女装編が少し見てみたいですね(笑)
[一言] あの…千鶴ちゃんとレナちゃんの百合を見たいのは…僕だけ?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ