表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【Web版】進路希望調査に『主夫希望』と書いたら、担任のバツ一子持ち教師に拾われた件  作者: yui/サウスのサウス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

415/813

379 恵方巻き

1日遅れ

「ん、今夜は恵方巻きか?」


夜、帰ってきた先生が家の状況を見て節分を思い出したのと同時に2人のために具をなるべく食べやすいものにした特製の恵方巻きを夕飯として出すと懐かしそうな表情を浮かべる先生。


「もう随分と節分はしっかりやってないから懐かしいもんだ」

「せっかくですし、こういう行事はきちんとやりたいんです」

「わかってるよ。確か年ごとに決まった方位を向いて願い事しながら無言で食べきるんだったな。今年はどっちだ?」

「西南西らしいですよ」


俺も節分は結構久しぶりなので色々調べ直したが、まあ大まかには大丈夫そうだ。


「ぱぱ、どっち?」

「ん?ああ、こっちの方だよ」


スマホのアプリで調べた方角を千鶴ちゃんに教えると無言で食べはじめる千鶴ちゃん。にしても、やっぱりパパ呼びもなかなかいいものだよね。


「ちーちゃん、美味しくても喋ったらダメだからな」


こくこくと頷く千鶴ちゃん。


「にしても・・・私やちーちゃんのために中身をアレンジしたのは流石だな」

「どうせなら美味しく食べて貰いたいので」

「んじゃ、私も食べるとするか」


そうして先生も無言で食べはじめたので俺もいい加減食べることにするが・・・ここにきて特に願い事がないことに気がついてしまった。千鶴ちゃんや先生のことならいくらでも思いつくのだが、それを願い事として願うのはどうなのだろう?


というか、初詣とかでもきちんと色々お願いしてきてるし上乗せしていいものなのかな?あんまり欲張ると後で色々反動がありそうだと思う辺り、貧乏性なのかもしれないな。


そうこうしてると千鶴ちゃんが真っ先に食べ終わったようだった。美味しかったのか顔を輝かせている姿になんとも可愛いと思ってから俺はその姿で願い事を決めて全部食べるのだった。


「美味かったよ。ごちそうさん」

「ごちそうさまでした」

「お粗末さま。デザート食べる?」

「うん!」

「そういや、私もちーちゃんもお前のご飯食べ始めてから体重増えることないよな」


デザートを用意していると唐突にそんなことを言ってくる先生。俺はそれに苦笑して言った。


「まあ、一応カロリー計算してますからね」

「お前、案外栄養士とかもいけたかもな」

「今更目指すつもりはないですよ」


それに他人のためにそこまですることは出来ないだろうね。心から好きな人や大切な家族のためならいくらでもやるけど・・・うん、やっぱり俺はその手の職には向いてないかもしれないなと思いながら、2人のためにデザートを用意するのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
[良い点] 卒業式と入籍の展開が待ち遠しいですね。 [気になる点] ものすごく蛇足。 でも言いたい。 幼稚園に通う子が、何ヵ月も『体重』変わらないのは最早虐待やネグレクトを疑うレベル。 『体型』にする…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ