333 嫁&娘湯たんぽ
ダブル
「おにいちゃん!」
部屋に戻ると起き抜けで抱きついてくる千鶴ちゃん。パパって呼ばれるのも嬉しいけど、お兄ちゃんって言葉もなんか千鶴ちゃんとの思い出があるのでいいものだとしみじみ思っていると千鶴ちゃんは抱きつきながら聞いてきた。
「おにいちゃんどこいってたの?」
「雪かきだよ。外見た?」
「ううん」
「そっか、じゃあ見てみようか」
抱っこしてから窓際に連れていく。と、外の雪を見て瞳を輝かせてから、千鶴ちゃんは嬉しそうに指さして言った。
「おにいちゃん、ゆきだよゆき」
「うん、初雪だね。少しなら後で雪遊びしてもいいよ」
「ほんとに?わーい♪」
まあ、長時間は身体に悪いし寒いだろうから無理だけど、着込んで短時間ならいいかなとは思う。
「あれ?おにいちゃんあたまにゆきついてる」
「ん?そう?」
「うん、おててもつめたい」
よいしょっと千鶴ちゃんは俺の片手に触れるとぎゅっと握って言った。
「おにいちゃん、あったかい?」
「うん。ありがとう千鶴ちゃん」
「えへへ」
千鶴ちゃんの手の温もりが若干伝わってくる。若干というのは、俺と千鶴ちゃんじゃ手の大きさが全然違うから・・・先っぽだけ温かく感じているともう片方の手も掴まれた。
「1人で雪かきか?まったく、起こせよな」
「おはようございます遥香さん」
「まま、おはよう」
「おはよう。んで?どんくらい積もってる?」
外の雪を見てからまだ止まなそうな雪を見てため息をついてから先生は言った。
「私も今日から休みなんだ。少しは頼れよな」
「いえ、朝食前に片手間で出来ることだったので大丈夫ですよ。それにたまの休みくらいゆっくり寝ててもいいんですよ?」
「片手間ねぇ・・・」
まあ、確かに寒さからいつもよりかなり早起きしてはいるけど・・・別に無理はしてないのでセーフだろう。実際先生も俺の手の冷え具合からなんとなく察したのかしばらくジト目をしてからニヤリと笑って言った。
「どうせならもっと温かいところに手を入れるか?」
「具体的には?」
「私の胸とか」
「それは・・・出来れば今度でお願いします」
千鶴ちゃんの前で胸に手を突っ込むとか出来るわけがない。興味はあるしかなり魅力的な提案だけど・・・父親モードの時は自粛するつもりだ。この幼い子の前でやるには刺激が強すぎるし、いずれ知る時くるかもだけど、それは自分の意思で知ってしまったのなら仕方ないくらいだろう。
まあ、無知すぎるのもの今の世の中危険ではあるが・・・そこは同性の先生から教えて貰うのが理想的だろう。




