325 二学期終業式
二学期も終わり
さて、早いもので二学期も本日で終了となる。一応三学期に入っても登校日は数日あるが・・・それでも、二学期が終わったということは後は卒業を待つだけとなるということなのだ。
「進路決まった奴もまだの奴も気を抜かずに過ごすんだぞー。んじゃ終わりな」
そう言ってから先生が教室を出たことで一気に教室内が騒がしくなる。まあ、基本的にはほとんどの生徒が進路は決まっているようだが・・・やっぱりまだの人もいるみたいだ。
「なあなあ、最近気づいたんだが俺って着エロいけるわ」
その最たる吉崎はそんなアホなことを近づいてきて言うので俺はため息混じりに言った。
「急にどうしたの?」
「いやな、今の彼女と付き合ってから着たまますることが増えたんだが・・・見えない分なんかエロいよな」
「いや、経験ないから知らないけど・・・」
なんで進路決まってないのにこんなに余裕なのだろうか・・・まあ、吉崎だし仕方ないか。
「お、雅人と斉藤もそう思うだろ?」
いつの間にか集まっていた2人にもそう聞く吉崎。そんな吉崎の言葉に2人はそれぞれ興味がなさそうに言った。
「別にどっちでも・・・服汚れるから俺は脱がせるが」
「拙者は2次元なら見えぬ方がいいでござるが・・・リアル彼女とはノーマルでござる」
「んだよ、分からない奴らめ」
そう言ってから他の人にも同じことを聞きに行く吉崎・・・本当に自由なあいつが時々羨ましくなるがそれはスルーで俺は言った。
「冬休み入るし、もしかしたら今年は会うのこれが最後になるかな?」
「だろうな」
「でござろうな。今年も1年ありがとうでござる。来年もよろしくでざる」
「こちらこそ。2人には色々助けて貰ったからね」
俺と先生のことを秘密にしてくれたり、さり気なくフォローしてくれてるんだから本当にいい友人を持ったものだと思う。
「当たり前だろ。親友だしな」
「そうでござるよ。それにけんちゃんへの恩返しとしてはぬるすぎるぐらいでござるからな」
「別に恩返しされるようなことはしてないけど・・・まあ、ありがとう」
しかし、早いものだ。今年もあと少しで終わるのだから。まあとはいえ先生と千鶴ちゃんと家族になるのがどんどん近づいてきていて嬉しくはある。実質的にはあと3ヶ月程度かな?長いようで短いけど、その間になんとか千鶴ちゃんに父親として認めて貰って、本当の家族になれるように頑張らないとな。
まあ、やってることは世間一般の父親とは程遠いような気もしなくはないが・・・うん、そこはスルーで。最近は主夫も増えるし理解者はいるはず。




