321 お風呂は3人で
お風呂のターン
「はぁ・・・やっぱりこの時期は風呂本当に気持ちいいな」
夕飯を食べてから個室の露天風呂に当たり前のように3人で入っている現在。やはり何度入っても先生の裸に対する興味が消えることがなく、むしろ日増しに増してる気がするが・・・可愛い娘の前で何かするわけもなく。膝の上でぷかぷかしている千鶴ちゃんを撫でながら言った。
「まあ、寒いですしね。それにしても本当に景色いいですね」
景色が堪能できる作りの個室露天風呂なのだが・・・街の灯りと近くに見える雪景色がなんとも素晴らしいものだ。
「だな。ちなみに私とちーちゃんとこの景色。選ぶとすれば?」
「遥香さんと千鶴ちゃんに決まってます。選ばせないでください」
確かに素晴らしいけど、2人と比べたらジャンルが違うのでそう答える。まあ、同じジャンルでも普通に2人を選ぶけどね。
「ふふ、ならもっと私のこと見ててもいいんだぞ?」
「・・・ほどほどにしておきます。綺麗すぎるので」
「世辞が上手い奴め」
「本心ですよ」
「おにいちゃん。ちーは?」
キョトンと聞いてくる千鶴ちゃんの頭を撫でて俺は微笑んで言った。
「千鶴ちゃんの髪の毛本当にサラサラで気持ちいいよね」
「えへへ・・・おにいちゃんになでなでされるのすきー♪」
何の話かわからなくてもこうして入ってくるようになったのは大きな進歩なのだろう。だからこそこうして可愛い娘を愛でるわけなんだけど・・・それをみて少し嫉妬してそうな先生に俺微笑んで言った。
「遥香さんも髪の毛綺麗ですよね」
「髪の毛だけか?」
「全部綺麗だと思います」
「ならよし」
少し機嫌を直したので、寝る前までは大丈夫だろう。そう思ってから何の気なしに俺はギリギリ届く雪をかき集めてから、小さな雪だるまを作っていた。
「本当に器用だよな。片手でそのクオリティか」
「わぁ・・・!おにいちゃんすごい♪」
そう言ってから千鶴ちゃんも雪を集めて作り出したので俺は苦笑して言った。
「作ったらちゃんとお風呂で暖まるんだよ」
「はーい」
「本当にお前の言うこと素直に聞くよな。将来子だくさんになっても心配なさそうでホッとしてるよ」
まあ、千鶴ちゃんは素直だしね。誰にでもこうして言い聞かせられるわけじゃないけど・・・子だくさんか。確かにそんな未来想像すると楽しそうだ。お金の問題とかもあるにはあるが・・・まあ、そこは2人でなんとか頑張るしかないだろうしね。
そういう行為をした以上は最後までちゃんと責任を取るつもりはある。だからまあ・・・とりあえず卒業までは、この魅力的な状況を我慢しようと改めて誓うのだった。




