表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【Web版】進路希望調査に『主夫希望』と書いたら、担任のバツ一子持ち教師に拾われた件  作者: yui/サウスのサウス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

346/813

317.5 親子の姿

「おにいちゃん、もういっかい!」


嬉しそうに健斗と遊ぶ千鶴の姿を見ながら遥香は微笑む。本当に心から健斗のことを慕ってくれているのがわかるからこそ微笑ましいのだ。


健斗は気づいているか分からないが・・・千鶴は確実に健斗のことを親として認めていると遥香からはそう見えた。このペースならおそらくそう遠くないうちに本当に父親になりそうな健斗に心底愛しさを感じながら・・・少しだけ自慢したくもなった。


こんなにハイスペックでカッコいい夫がいるのが本当に心から嬉しくて・・・この気持ちを誰かにぶつけたいのでとりあえず妹の瑠美にそれをぶつけようと理不尽なことを考えていた。


「ままー!」

「次、遥香さんの番ですよ」

「ああ。わかった」


健斗と交代で千鶴とソリに乗る。流石に健斗みたいに坂道で千鶴を乗せたままソリを引っ張るなんて芸当は出来ないが・・・それでも、娘との交流は心底楽しくなる。


ただ、ソリだと3人では楽しめないので、午後は別の遊びを提案しようと思っていると千鶴は言った。


「まま、たのしいね!」

「ああ。そうだな」

「おにいちゃん、きてからまいにちたのしい♪」

「・・・かもな」


健斗が来てから遥香と千鶴の人生は好転したと思う。仕事ばかりで家事もろくに出来ない遥香からしたら本当に嬉しい存在。千鶴としてもきちんと傍で見守ってくれる人がいるのは本当に嬉しいのだろう。


そのうち健斗のことを『パパ』とでも呼び始めたら、今度はパパのお嫁さんになるとでも言い出しそうで少し怖くはあるが・・・まあ、そこら辺は健斗が上手くやってくれるだろうと信じている。


娘に嫉妬するようなことは本来あってはならないだろうが・・・それでも、やっぱり千鶴にだけ向けられる顔には少しだけ嫉妬してしまう。同様に自分にしか向けない表情は何よりも嬉しいものだが・・・まあ、それはそれだろう。


(やばいな・・・アイツのこと好きすぎて変な思考になりやすい)


どれだけ抑えても考えてしまうのだからもう仕方ないとしか言えないだろう。本当に心から惚れてしまっているし、自分でも信じられないくらいに重い愛情が芽生えてしまっているのだ。


(卒業まで残り僅か・・・持つかなぁ)


正直なかなかギリギリの勝負だが・・・逆に言えばあと数ヶ月で本気で愛しても問題なくなると気合いをいれることにする。早く本気で愛して健斗を自分のものにしたいと思いつつもそれを顔には出さないように気をつけながら楽しむのことにするのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
[一言] 先生 卒業までおされきれるかな 押し倒すのw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ