314 最後のテストの結果
結果発表
期末テストも全教科のテストの返却が終わり。いよいよ順位が張り出される日となった。個人的には結構頑張ったので前回よりも上がってることを祈ってはいるけど・・・二学期の中間でも20位より上には行けなかったことは記憶に新しい。
まあ、別にテストの結果が良くても進路には何の関係もないが、先生が喜んでくれるし、何より頑張った分だけ千鶴ちゃんに将来覚えていれば教えてあげられるので頑張りたいのだ。
そうして張り出された結果を見て・・・俺は少しホッとする。
11位 巽健斗 483点
予想よりも遥かに高い順位と点数。でも、多分皆が進路にかかりきりだったからこその点数だろうとは思う。まあ、それでも俺にしてはよく頑張ったと思うが。
「ベスト10入りならずか」
「総合1位にそれを言われたくはないかな」
当たり前のように総合1位をキープしている雅人。まあ、別に今更劣等感とかは感じないが・・・あのやる気のなさでここまで出来るのは本当に凄いと思う。
「まあ、これで学校来る意味も本当になくなるがな」
「だねぇ。あとは終業式と卒業式の練習くらいかな?」
部活もほとんどの生徒は既に引退してるし、進路が決まれば本当にやることがなくなるのだ。まあ、俺としては家事に専念出来るし好都合ではあるが・・・あとは、免許の取得と結婚式の準備くらいだろうか?
「ま、俺としては卒業したら、面倒な手紙とかバレンタインデーとかの後始末がなくなるから楽でいいが」
「確か登校日に14日も含まれてたから、そこを乗り越えればだね」
毎年山のようにチョコレートを貰う親友的にバレンタインデーは主に悪い意味でインパクトのある行事なのだろう。俺も前は知り合いに頼まれてチョコを作ってた程度・・・というか、何故かクラスの女子にも頼まれて作っていたのだが、まあそれはそれ。
今年は先生と千鶴ちゃんに逆チョコ出来るのが何よりも楽しみなのだ。ホワイトデーにもキャンディーとかマシュマロをあげたいし、やることがいっぱいだ。
「なあ、時間あれば今度、薫の誕生日プレゼント選び付き合ってくれるか?」
「そういえば、来月だもんね。俺も薫ちゃんに何か渡さないと」
「あいつお前の作った物ならなんでも喜ぶと思うぞ?」
「趣味レベルで良ければいくらでも作るよ」
まあ、前ほど積極的には行けないだろうが・・・親友の妹で俺から見ても妹分的な存在なのだ。昔は髪を結ってあげたりもしてたしね。千鶴ちゃんの髪の毛をいじれるのもその経験があればこそだったりする。
まあ、あとはお祖母ちゃんのお陰だけど・・・そんな感じで俺の高校でのテストは終わるのだった。




