309 恋バナ?
なのかな?
「はぁ・・・生き返るでござるなぁ」
「そうだねぇ」
大きい風呂は久しぶりなのでそんな感想を漏らしてしまう。
「時にけんちゃんは最近どうでござるか?」
「どうって何が?」
「恋愛でござるよ。拙者にはなかなか話してくれないので悲しいでござる」
「そうかな?結構話してるような気がしたんだけど・・・」
というか、別にそこまで話すこともないような気がした。だって先生や千鶴ちゃんが可愛いのは当たり前だし、行き過ぎて惚気になるのも悪い気がするしね。
「それは雅人に関してでござろうな。拙者は2人ほどの信頼関係ではないでござるからな」
「いや、十分斉藤とも仲良いと思うけど」
「そうでござるか?」
「そりゃ、中学からの付き合いだしね」
なんだかんだで長い付き合いだ。それなりに友情を育んでいるだろうとは思う。
「それなら良かったでござる。てっきり前のコミケでの女装で嫌われたかと思ったでござるが・・・」
「まあ、別にあれは許してないけどね」
いきなり来てそうそうにコミケで女装させられたのは今でも根に持ってたりする。
「ところで、けんちゃん。けんちゃんはクリスマスプレゼント考えたでござるか?」
「一応ね。斉藤は彼女に何あげるの?」
「まだ迷ってるでござる。タブレット用のペンか、それとも掘り出し物の同人誌か・・・あとは、エナジードリンクか」
「最後の何?」
思わずそう聞くが・・・他のラインナップもかなり疑問ではあった。
「まあ、クリスマス過ぎたらすぐにコミケでござるから。差し入れ的なものでござる」
「オタクは忙しいねぇ・・・」
「けんちゃんは出かけないでござるか?」
「うーん、新年の挨拶回りはするかな?ご両親にもきちんと挨拶したいし・・・あとは、2人と一緒にスキーとかかな?」
「アウトドアでござるなー」
まあ、千鶴ちゃんのことを考えると多分キッズコーナーで遊んで終わるような気はするけどね。それはそれで楽しみだ。
「けんちゃん。けんちゃんは今幸せでござるか?」
「うん?まあね。新手の宗教なら遠慮するよ」
「心配しなくても拙者は宗教ではなくアニメにどっぷり浸かってるでござるから、勧めるならアニメでござろうな」
「まあ、時間ある時教えてよ。俺も1人の時間の使い方困ってるからさ」
「もちろんでござるよ」
そうして久しぶりに斉藤と色々話してわかったが・・・うん、やっぱりたまに友人と話すこともある意味必要なのかもしれないと思った。オタク色が強すぎたりはするが・・・まあ、そこはスルーで。




