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ウチとミーにゃんのお喋り話  作者: にゃん丸
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第八十話『あれこれ話パート8にゃん』

 第八十話『あれこれ話パート8にゃん』


《あれこれ話のパート8にゃ。ごめんにゃ、と思いつつも始めるのにゃん》



「ミアンったら、なに口を膨らませているのわん!

 いいたいことがあるなら、堂々といったらどうなのわん!」

「……口を開けたら、まずいにゃろうにゃあ。

 にゃんせ、いろんにゃもんが飛び出してくるのにゃもん」



《ネコは肉食獣。お魚にゃんも小さにゃ獣にゃんも食らうのにゃん》



 ずっぼぉわあぁぁん!

 きゅるきゅるきゅるきゅる…………ばっがががががあぁん!

「どおぉ? イオラ。

 ミムカンに無理矢理頼んで造ってもらった新型バズーガーのお味は?

 従来の霊力弾発射装置の性能をはるかに上回る威力なのわん」

 しぃぃん。

「うぅぅん。白煙が濃くて良く判らないけどぉ。

 なぁんの返事も返ってこないことから察するに、

 さしものイオラも、参ったぁ、って感じなのかなぁ?

 まっ無理もないわん。なんせ、この破壊力……うわん!

 真上から途方もなく大っきな『ゲンコツ』が墜ちてくるのわぁん!

 ぐずぐずしちゃいられない。早速この新型バズーガーで……ああっ!

 もう間に合わないのわあぁん!」

 どががががああぁぁん!


「どおぉ? ミーナちゃん。

 ワタシ自身が開発した新型変化のお味は?

 ……なぁんていっても判らないかしら。

 そうね。判らないわよね。ここは一つ訂正するにかぎるわね。

 ということで、ごっほん。

 変幻自在のワタシが化けた『ゲンコツ』のお味は?

 従来の変化をはるかに上回る攻撃力があるでしょ?」

 しぃぃん。

「あら。なぁんにも返事がないわ。

 まぁ身体全体がワタシにのめり込んでいるから、

 当たり前といえば当たり前なのだけれど。

 でもねぇ。なにか一つ物足りないわぁ。

 せめて一発だけでもいいから霊力弾を発射してくれれば良かったのよ。

 んもう、ミーナちゃんたらぁ。

 そんな『やわ』な子になんて育てた覚えはないのにぃ」

 かしゃん。

「あら? 引き金を引いたような音が」

 ずっぼぉわあぁぁん!

 きゅるきゅるきゅるきゅる…………ばっがががががあぁん!

「うっ……はぅっ……うっ。

 さっすがはミーナちゃん。

 のめり込んだまま霊力弾を発射するなんて、

 おかげで『ゲンコツ』の一部が破壊されたわ。

 しかもそれだけに留まらなかった。

 上昇したモノは、いつか墜ちてくる。

 霊力弾だって同じこと。

 ある程度の高さまで到達した途端、くるっ、と反転。

 落下の道を歩み始めたわ。

 まさに、『死なばもろとも』攻撃。

 自らの巻き添えを承知の上で、こちらを破壊するなんて。

 ふぅ。

『油断大敵』という言葉を、身をもって知らされたわ」

 ばたっ。


 よろよろっ。よろよろっ。

「イオラ。

 それほど『頑丈がんじょう』に育てられた覚えもないのわん」

 ばたっ。


「ふわああぁぁんにゃ。

 いろいろとまぁうるさかった気がするのにゃけれども。

 良ぉく耳にする、『騒音のあるほうがおネムしやすいのにゃん』

 アレって本当にゃのかも。おかげで、ぐっすり、とおネムしたのにゃん。

 ふわああぁぁんにゃ。

 そうそう。 『誰にも邪魔されずに』っていうのも、

 ぐっすり、に大っきく貢献したのかもしれにゃいにゃあ」

 きょろきょろ。

「おや?

 にゃあんか破片が散らばっているのにゃん。

 どれどれ。立って調べてみようにゃん」

 すくっ。すたすたすた。


「ふぅぅむ。大っきにゃゲンコツが見ん事、砕かれているのにゃん。

 気配から察するにイオラにゃんにゃ。

 でもって散らばった破片の中には、

 バズーガーの引き金を引いたままのミーにゃんの姿……とはにゃ。

 ふぅぅむ。『お笑い劇』でもやっていたのかもにゃあ。

 まぁいいにゃん。静かににゃってくれて。

 そうにゃ。今、ぴぃぃん、と閃いたのにゃけれども。

 騒音で、おネムが上手くいくにゃら、逆はどうにゃん?

 探究心旺盛にゃウチとしては、是非とも確かめておかねばにゃ。

 にゃらば、またまたお休みにゃん」

 すうぅっ。すうぅっ。



《ネコはにゃ。『寝子』と書かれるくらい、寝るのがお務めにゃん》



「こんにゃ穏やかにゃ昼下がりは」

「またおネムなのわん?」

「いんにゃ。毛繕いにゃん」

 なめなめなめ。なめなめなめ。なめなめなめ…………ぴたっ。

「ほぉら。あっという間に固まったのわん」


《ウチはアイスじゃにゃいのにゃん》



「たとえひとりになっても成し遂げるのわん」

「にゃら、ウチはこれで」

 ぺこり。

「さぁてと。今からにゃら夕暮れまでには……ふにゃ?」

「やっぱ山登りって、ひとりじゃ危険なのわん。

 みんなに迷惑をかけるのはイヤだから、

 ここは大事をとってアタシも帰るわん」



《ぶふっ。にゃんにゃんといいわけが巧みににゃってきたのにゃん》


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