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竜神

4話更新(4/4)

「さて、そろそろここに俺たちを呼んだ理由を聞いてもいいかな?」


 アスカの淹れてくれた紅茶を楽しみながら、そう尋ねる。


「あのままだと、魔神に滅ぼされちゃうからね。フォリナリスに迎えに行ってもらったけど、遅かったみたいで、彼女には悪いことしちゃったな。」

「フォリナリスは大丈夫だったのか。」

「転生に問題はなかったと思うよ。次の人生がどうなるかは分からないけど、精霊神までなったんだから、徳も高かったし、すごくまっとうな人生になるはず。」

「そうか、リズの装備とかも助けてもらったし、幸せになってくれるといいな。」

「はい、この弓のお陰で助かりましたし。」


 神弓フォリナリスを抱いて、リズがそっと目を閉じている。


「でね、でね、お2人さんにはちょっとお願いがあってね。」

「何かしら?」

「ちょっと神になってもらえるかな? かな?」


 少し前かがみになって上半身を横に傾けて、上目遣いになっている。

 ウザさに、また張り扇で引っぱたきそうになったが、我慢する。


「神にって、どういう事だ? そんな簡単にしていいのか?」

「簡単じゃなくて、最初からそのつもりだったんだけどね。」

「いいから説明しろ。」


 右手で持った張り扇で、パシパシと左手の平を叩いて威嚇する。

 アスカは、ひうっと言いながら頭を抱えそうになっている。


「えとね、順番に話すから張り扇はやめようね?」

「じゃ、説明よろしく。」


 張り扇をストレージにしまって、説明を要求する。


「はいはーい。それじゃ最初から説明しまーす。」


 早速、張り扇をしまった事を後悔する。


「って言っても大した事は何もないの。魔神をどうにかできる人を探していて、ちょうど銀次さんの魂を見つけたから、こちらに転生してもらっただけなの。」

「レオは武神から説明を受けたと言っていたが、俺になかったのは?」

「いきなり竜王として生きろって言われても困るかなーと思って?」

「本当のところは?」


 張り扇を取り出して、パシパシとする。


「実はワタシは力が強すぎて、神か神になる資格を持ってるような人じゃないと、直接話をしたりできないのよね。で、銀次さんを呼んで説明しようと思ったらそれができなくて、そのまま転生が完了しちゃっただけ。ね、何もおかしくないよね?」


 スパーーーーン!


 張り扇の音が響く。


「やっぱり、ミスって呼びっぱなしの放置だったんじゃないか!」

「そんな怒らないでくださいよー、人間誰にだってミスすることはありますよー。」

「お前は既に人間じゃなく神だろうが!」

「てへっ」


 舌をペロッと出している。

 これが、最近の若手社員がよく言っているテヘペロというやつか。

 イラっとくるだけで、何がいいのか分からないが、リズがやったらかわいいのかもしれない。

 いや、絶対にかわいいな、これは。

 駄女神にもう一発張り扇をくらわせてから、リズの頭を撫でる。


 リズもアスカも意味が分からないが、説明はしない。


「で、ミスに気づいてからは?」

「インジスウェイにお願いしてもう一人転生をさせたの。ワタシが呼ぶとまた説明なしになっちゃうからね。」

「おお、まともな判断じゃないか。」

「でしょでしょ? でもね、手が空いてるのが彼だけだったから仕方ないんでけど、ちゃんと伝わらなかったみたいでね。」

「レオからちゃんと、竜王として世界を護れって聞いたぞ?」

「それで全部じゃなかったのよ。竜神にするから早く上位竜に進化するように、勝てないから決して竜神になる前に魔神に挑むなって。」


 あー、それで死にかけたのね。

 でも、それはアスカが悪い訳ではないから仕方ないのか。


「それはアスシアルフ様が悪いのではなく、仕方ないのではないかしら。」

「リズさんもアスカでいいよ。」

「でも、創造神に対してそれは」

「じゃ、命令ね。アスカと呼ぶこと。」

「リズ、諦めた方が良さそうだぞ。コイツは力もあるし頭もいいんだが、もの凄く残念だ。」

「なんでそうなるのかな? こう、フレンドリーを出すための演技かもだよ?」

「はいはい。そうだリズ。ついでだが俺にも様付をやめて欲しいかな。」

「アスカとシル。そう呼べばよいのかしら。」

「うん、おっけー! ワタシもリズって呼ぶからね。」

「話が逸れたが、結局俺が魔神に殺されかねなかったから、フォルナリスを寄越したってこと?」

「一番早く行けるのが、フォルナリスだったからね。」

「ところで、なんでフォルナリスに事前に、言っておかなかったんだ?」

「ギクッ!」


 またこの駄女神は自分でギクッて言ったぞ?


「ななな、なんのことかな?」

「リズが神弓を貰った際、フォルナリスに話が通ってたら聞けたはずなんだが。」

「えーと、あれだよ、あれ。そう、きっとフォルナリスが伝え忘れたんじゃないかな?」

「フォルナリスには、創造神から何か聞いてないか確認したんだが、何もないとハッキリと答たんだけど?」

「あー、うん。バレてるのね。テヘッ?」


 もう突っ込まないぞ。


「アレ、張り扇は?」

「ドMか?」

「ドMって何かしら?」

「あー、リズは知らなくてもいいかな。要はアスカは変態ってことだな。」

「変態じゃないもん!」


 いちいちアニメみたいなリアクションをするんだな。

 娘が小さい頃に見ていたやつで、女の子が怒るときに、よくこうやってうこう背筋を伸ばしたまま前かがみになって、両手を下に突き出すポーズをしていたな。


「なんで、インジスウェイ・・・は武神だったか、彼にしか言わなかったんだ?」

「その時に手が空いてる神に言ってたから・・・要は忘れてただけ。ごめんね。」

「俺はいいんだが、フォルナリスが不憫じゃないか。」

「そうだね、苦しませちゃった。ただ救いは、彼女は人に戻りたがってたみたいだから、丁度よかったのかなってこと。」

「そこはアスカの力でうまく転生させてやれないのか?」

「それは死神の仕事なんだよね。事前に言っておけばよかったけど、今回は急だったから。」

「そうか。それは信じるしかないな。」


 死神もいるのかこの世界は。

 聞いてる限りでは、閻魔様みたいな感じにも思えるが。


「それで、何で俺が選ばれたんだ?」

「ワタシが日本人だったから、転生させる魂を選ぶときに、やりやすいからってのがまず1つ。基本的に、善人なことが多いし、為人(ひととなり)を判断しやすいから。」

「日本人だと、この世界のように人間や魔物を殺すのに抵抗がある奴の方が多いんじゃ?」

「だから、選ぶ時にはちゃんとそこら辺も見てるんだよ? 実際に銀次さんがシルヴェストルになってもちゃんと竜王してたんだし、間違ってなかったと思う。」

「確かにシル・・・は、竜王として相応しい方ですから。」


 2人して急に褒めるのだから、気恥ずかしくて居たたまれない。


「俺は竜神として、リズは何をすれば?」

「フォルナリスが転生しちゃったから、精霊神を引き継いでもらおうかなって。フォルナリスにも認められてるしね。」

「認められてるのかしら。そんなに話した事はないですけど。」

「加護だけではなく神具まで受取ってるでしょ? 相当なお気に入りよ。ものすごく精霊から好かれるんじゃないのかな。」

「そうなのかしら。」


 確かに、別に精霊から特に気に入られていた様子はなかったけど。


「で、竜神と精霊神になるとどうなるんだ。」

「神としての力、権能を持つのと寿命がなくなる事かしら。デメリットは、周りから神として扱われちゃうから、今までの関係がおかしくなることがあるかな。」

「寿命は、もともと俺はないし、リズもかなり長命だからそれほどないのかな。権能って具体的には?」

「神として共通なのは、魔力の扱い方がすっごく上手くなるんだけど、2人はもともと出来てるから変わらないかな。それと、耐性がすごく上がるんで、物理も魔術もほとんど効かなくなるね。それと幾つかのスキルを覚える事があるけど、これはなってみないと分からない感じ。」

「そのくらいなら、想定の範囲内かな。」

「どの神になるかによって、腕力とか知力とかが大幅に上昇するね。精霊神だと、知力がバカみたいに高くなるけど、腕力はほとんど上がらない。ちなみに竜神は竜王がなることが前提で、元の能力が高いからそんなに上がらないよ。それでも神の中では、創造神の次に高くなるわよ。」

「まあ、魔神をどうにかできるだけの力があればいいけど。」

「ちょっと位階が低いから、後で説明するけど、そこは頑張ってね。」

「やっぱり150じゃ低いか。」

「奴は神の中でも最弱! って言われるくらいには、ね。」


 そりゃ、他の竜王のほうがずっと高いしな。


「それから、ここ、つまり神界に来ることができるようになるよ。」

「ここは神界って言うのか。確かに、周囲の魔力とか違うけど。」

「ま、本当は神だから来れるんじゃなくて、ワタシが認めた力のある人だけが来れるんだけどね。」

「その辺はどっちでもいいな。」

「もー、扱いが雑だってば。で、ここは時間の流れが特殊で、ワタシの力で早くも遅くもできるの。2人がこっちに来てから、もう1刻はたってるけど、元の地上では一瞬程度しか経ってないわけ。」

「あー、それならここで進化してから戻れば、進化にかかる時間が実質なくなるのか。」

「そうそう、進化してもらわないと神にできないしね。」

「高々1日程度だけど、戦争の後処理とかあるだろうからな。魔神が来てもヤバいし。」

「あそこまでダメージ受けてたから、数ヶ月は大丈夫だと思うけどね。」

「魔神もここみたいな時の流れが違う場所で癒す可能性は?」

「ないはず。もう魔神の独自権能は使えないし、そんな魔術を使っていれば気付くからね。」


 なら、大丈夫かな。

 位階上げしないといけないし、時間は欲しい。


「次の権能が、加護の付与ね。銀次さんにはワタシの、リズにはフォリナリスの加護が付いてるから分かると思うけど、数人に加護を授けて能力を上げられるの。逆に加護を失くすこともできるね。」

「制約はないのか?」

「だいたい3人くらいまで、かな。自分と相手の位階とか、条件は複雑でワタシも良く分からなくなってるから割愛ね!」


 大丈夫なのか、創造神がこんなので。


「あとは、神ごとに異なる権能があって、世界のいろんなことをみんなで分担して管理しましょう、みたいな感じになってるの。政府に財務大臣とか経産大臣とか外務大臣とか、いろんな役割あるでしょ。あんな感じ。」

「アスカが知的なことを言っているぞ・・・。」

「失礼ね! ワタシは一応旧帝も受かってますからね!」

「・・・ちなみにどこ?」

「東大文学部だぞ! えっへん!」


 シルが崩れ落ち、相変わらずの見事なorzの姿勢をとる。


「負けた・・・だと・・・。」

「銀次さんはどこだったの?」

「北大工学部だ・・・。」

「なら、そんなに変わらないじゃない?」

「その、トウダイとかホクダイとかってのは何なのかしら?」

「ああ、ごめんなリズ。向こうの世界での大学、高度な教育や研究をする場所を大学って言うんだけど、いろんな大学があって、入るための試験の難しさが全然違うんだ。で、このポンコツ創造神は、国で一番難しいと言われているところで合格していたんだって。」

「さすが創造神をやっているだけあって、すごく頭がいいって事でいいのかしら。」

「そうなのです! えっへん!」


 悔しいが負けは負けだ。

 社会に出てしまえば、一部のエリートを除けば学歴では然程差はない。

 社会に出る時、つまり採用試験には、依然として差はあるが、その後に業績を残せるかは個人の問題だ。

 シルも、東大卒の期待の新人が配下に来るので期待をしていたら、頭でっかちの理論ばかりで、一端(いっぱし)の仕事ができるまで鍛え上げるのに苦労したこともある。


「話が逸れたな。竜神と精霊神の担当は?」

「えーっとね、精霊神はその名の通りに、世界に満ちている精霊の管理ね。精霊力が濃すぎたり薄すぎたりする場所をなんとかするのがお仕事で、そのために必要な力が使えるの。」

「ものすごく大雑把な説明だな。」

「神になれば感覚で分かるから大丈夫だって。で、竜神は竜族の統率と、生物と進化だね。人間だけじゃなくて、動物や昆虫、魔物の数とか偏りを正したり、そのバランスが取れるように進化をさせたり退化させたりするのがお仕事。」

「え、なんかすっごく大変そうに聞こえるけど?」

「うーん、一番の激務かも? 農神や芸神なんかも忙しいけどね。比較的暇なのが、武神と魔神。」

「転生してまでブラックとか勘弁して欲しいんだけども。」

「あーー、銀次さんは向こうではブラックな業界にいたもんね。あ、ちなみに向こうでの銀次さんの死因は過労による心筋梗塞ね。」

「まあ、予想通りかな。家族を残してきちゃったけど、大丈夫なのか分かる?」

「魔神が片付いたら、一度だけ話しをする機会を用意できるよ。」

「・・・助かる。できればリズもその時一緒にいいかな。」

「私がそんな所にご一緒しても大丈夫なのかしら。」

「嫌じゃなければお願いしたい。」

「分かりました。それでは、その時はシルと一緒に。」

「ありがとう。」


 シルはスッとリズに頭を下げる。

 リズは、それをそっと優しい目で見つめている。


「じゃ、次のお話。2人に位階を上げてもらわないといけないんだけど、問題があります。」

「狩る場所と相手だな。」

「そう、150から先はもう本当にバカみたいな戦闘経験がないと位階が上がらないの。いくら迷宮に籠っても、なかなか上がらないのね。」

「それぞれ1個ずつ迷宮主にはなっているが、どれだけカスタマイズしても物足りないな。」

「そうなのです。そこで! 優秀なワタシの出番な訳ですね! なんと神界にはワタシが迷宮主になっている迷宮があるのです。そこなら位階も上げ放題! 今ならお安くしておきますよ?」


 スススっと寄ってきてグヘヘと気味の悪い笑い声を出しているアスカに、リズがドン引きしている。

 シルとしてもこの手のボケは相手にしたくないのでが、放っておくのもマズそうだ。

 とりあえずお約束通りに、張り扇ではたいておく。


「そう言えば、俺が竜神になったら閃光竜はどうなるんだ?」

「銀次さんは、自動で竜王じゃなくなるので、次の閃光竜が生まれるはず。」

「俺は特にたまごを用意してないんだけど。先代が用意したたまごがまだ残ってるから、そこから生まれるのかな。」

「場所はどこだ? 俺はカリバーンの所で生まれたからよかったが、変なところで生まれたら大変だ。」

「残ってるのはミュルグレスのところだから安心していいんじゃない?」

「危険だ! あのショタ趣味のところに生まれたら歪んで育つ未来しか見えない。」

「そう言えば、ミュルグレス様はやたらとシルにちょっかいをかけてたわね。」

「幼竜の姿であった時の、あいつの視線はヤバかった・・・。」

「なら、ここでたまご産んじゃいなさい。銀次さんの城に送ってあげるわ。」

「ああ、そうしてくれると助かる。」


 シルはぐっと魔力を練り上げて自分の分身をイメージする。

 その魔力を放出すると、徐々にたまごをかたどっていく。


「いま一緒にリズも魔力込めちゃえば? 2人の子って扱いになるし。」

「本当に? やります!」


 リズもそっと手を寄せてきて、一緒に魔力を流す。

 やがて、そこには白いたまごが1つ生まれた。


「問題なさそうね。城の寝室に送っておけばいい?」

「ああ、それで頼む。」


 白いたまごが転移により消える。

 無事に送られたようだ。


「そう言えば、神になる前に聞いておきたいことがあるんですけど。」

「なーに? 知ってる範囲なら応えるよ。」

「その・・・神になっても子は作れるのでしょうか。」


 恥じらいながら言うリズが何ともかわいい。


「大丈夫よ。もちろん神じゃなくて、人の子としてだけど。2人の子だとエルフか竜人と呼ばれる獣人の一種のどちらかね。癒神のクラリアーヌに頼めば、どちらかを指定することもできるけど。」

「そこは、自然に任せたいですね。シル、それでいいかしら?」

「ああ、そうだな。それでいいと思うよ。」


 別に世継ぎが必要な立場でもないので、それでいいと思う。


「しかし、次の閃光竜が生まれて来るのであれば、あの閃光城は譲らんとな。どこに住もうか。」

「別にここでもいいよ? その代わり銀次さんの貞操は保証しないけどね?」


 スパーーーン!!

 何度目の張り扇炸裂だろうか。


「戻ったら、ゆっくり考えようか。」

「ええ、そうしましょう。」


「それじゃ、まず進化しちゃおうか。どこか広い場所ないかな?」

「この家の外で大丈夫よ。ここは迷宮の中以外は魔物だけじゃなくて獣もいないから。もちろん人間もね。雨風も大丈夫だし、屋内も屋外も変わらないの。」

「分かった。それじゃそこの庭を借りるぞ。」


 シルは屋外に出ると、人化を解除して竜になる。

 そして、進化確認ダイアログではいを選択して、繭に包まれていく。


 ◇ ◇ ◇


 目が覚めたのは、神界の感覚で2日後だった。

 時間の流れが異なるので、長かったのだろうか。


『おはよう。結構待たせたのかな。』

「アスカとずっとお話してから問題ないわ。」

「うん、リズはいい子だよね。銀次さんじゃなくてワタシのとこに嫁に来ないかな?」

「シルと一緒ですので。」

「あーー、もう。神になるとね、こう、出会いがないのよね。1万年以上独身なのよ。この辛さ分かる?」

『大変だと思うが、創造神なら仕方ないんじゃないのか。』

「分かってはいるけど、(たま)には愚痴りたくもなるってもんでしょ?」

『分かったから。それより、神化?をお願いしていいか。』

「うん、いいよ。それじゃーー、えいっ!」


 なんとも雑な感じで光を飛ばすと、2人はその光に包まれた。


 シルは、今まで白かった鱗が銀色に変化していた。

 大きさも全高5m、全長25m、しっぽを含めると35mほどだろうか。


 リズの見た目はほとんど変わっていない。

 ただ、魔力で作っていた羽根が、ずっと生えているのが違うくらいだろうか。

 ずっとあると邪魔な気がしたが、任意で小さくしたりしまったりできるそうだ。

 しまうって、どこにしまうのか分からないけど。


「どう? 問題なさそうね?」

「ああ、大丈夫だ。」

「それで、戻った後のことなんだけど。」

「戦争の後処理をしないとな。レオを魔族の王にしてしまうつもりなんだが。」

「やっぱりそうだよね。でもあのままじゃ政治は無理だから、勇者にするついでに幾つかスキル付けておいたから。」

「そんなにスキルをほいほい付けていいのかよ・・・。」


 ジト目で創造神を見るが、意に介さないようだ。


「落ち着いたら、レオくんには魔神でもやってもらおうかなって。」

「そうか、魔神を倒したら次の魔神を立てないとか。」

「そゆこと。彼なら問題ないはずだし。」

「フェリシーユとのことはどうするんだ?」

「あーーー、そこは考えてなかった。もうちょっと詰めておくよ。」

「勢いでやらないでくれな? 頼むよ?」

「分かってるってばー! まっかせなさい!」

「任せられないから言ってるんだが・・・。」

「そんなことよりね、銀次さんが作ったあの天使。魔神が片付いたらもらってもいい? 向こうで手足になるのが欲しかったのよね。」

「そうだな、向こうで住む場所を決めたら、そこに天使達もいさせようか。」

「よろしく!」

「そう言えば、なんで自分で向こうに行かないんだ?」

「あれ、さっき言ったよね? 力が強すぎるから、向こうに行けないんだよねー、これがまた面倒なことに。」

「仕方ないか。向こうにいくだけで色々と問題を起こしそうだしな。」

「ひどいなー、そんなに信用ないかな?」

「どこにあると?」


 シルはスッとアスカから視線をはずすと、リズと共に転移していった。


---------------


○進化・神化前のステータス

 

 名前: 閃光竜シルヴェストル(知立 銀次)

 種族: 成竜

 位階: 150

 魔力: 84,652

 腕力: 14,667

 体力: 14,634

 俊敏: 337

 知力: 20,697

 精神: 14,008

 スキル: 魔力増、腕力増、体力増、俊敏増、悪食、状態異常無効、魔法耐性、痛覚耐性、精霊の加護、創造神の加護、詳細鑑定、生命力自動回復、魔力自動回復増強、大刀術、体術、火魔法、土魔法、風魔法、水魔法、雷魔法、光魔法、闇魔法、魔術、精霊召喚、暗視、気配感知、魔力感知、魔力操作、身体強化、念話、麻痺攻撃、毒攻撃、石化攻撃、高速飛翔、隠密、死霊術、空間魔術、限界突破、光学迷彩、闇化、影移動、影分身、水生成、触手操作、魔法陣学

 称号: 格闘士、侍、忍者、魔法士、魔術士、魔法の極み、魔術の極み、暗殺者、錬金術師、竜王


 名前: リズ(エリザベト・リクシエール)

 種族: ハイエルフ

 位階: 146

 魔力: 44,080

 腕力: 4,510

 体力: 5,482

 俊敏: 293

 知力: 11,748

 精神: 7,373

 スキル: 状態異常無効、魔法耐性、精霊の加護、精霊神の加護、竜の加護、詳細鑑定、生命力自動回復、魔力自動回復増強、射術、体術、火魔法、土魔法、風魔法、水魔法、雷魔法、光魔法、闇魔法、魔術、精霊召喚、暗視、気配感知、魔力感知、魔力操作、念話、飛翔、限界突破、影移動、魔力羽根生成

 称号: 弓士、魔法士、魔術士、魔法の極み、魔術の極み、治癒士、精霊士



○進化・神化後のステータス


 名前: 竜神シルヴェストル(知立 銀次)

 種族: 上位竜

 位階: 150

 魔力: 208,163

 腕力: 52,571

 体力: 40,064

 俊敏: 517

 知力: 59,337

 精神: 40,760

 スキル: 魔力増、腕力増、体力増、俊敏増、知力増、精神増、悪食、状態異常無効、魔法耐性、刺突耐性、斬撃耐性、殴打耐性、痛覚耐性、精霊の加護、創造神の加護、詳細鑑定、生命力自動回復、魔力自動回復増強、生命力吸収、魔力吸収、大刀術、体術、火魔法、土魔法、風魔法、水魔法、雷魔法、光魔法、闇魔法、魔術、精霊召喚、魔物使役、暗視、気配感知、魔力感知、魔力操作、身体強化、念話、麻痺攻撃、毒攻撃、石化攻撃、高速飛翔、隠密、死霊術、空間魔術、限界突破、光学迷彩、闇化、影移動、影分身、水生成、触手操作、交渉術、魔法陣学、人心掌握

 称号: 格闘士、侍、忍者、魔法士、魔術士、魔法の極み、魔術の極み、暗殺者、錬金術師、鍛冶師、竜神


 名前: 精霊神エリザベト(エリザベト・リクシエール)

 種族: ハイエルフ

 位階: 146

 魔力: 100,365

 腕力: 6,384

 体力: 10,723

 俊敏: 311

 知力: 48,762

 精神: 28,069

  スキル: 魔力増、腕力増、体力増、俊敏増、知力増、精神増、状態異常無効、魔法耐性、刺突耐性、斬撃耐性、殴打耐性、痛覚耐性、詳細鑑定、生命力自動回復、魔力自動回復増強、生命力吸収、魔力吸収、射術、体術、火魔法、土魔法、風魔法、水魔法、雷魔法、光魔法、闇魔法、魔術、精霊召喚、暗視、気配感知、魔力感知、魔力操作、身体強化、念話、高速飛翔、空間魔術、限界突破、影移動、交渉術、人心掌握

 称号: 弓士、軍師、魔法士、魔術士、魔法の極み、魔術の極み、治癒士、精霊士、薬師、細工師、革細工師、精霊神


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