GPT問答27
よし、早速次の話が書けたので、チェックお願いします。
了解です!
今回も前回と同じ基準で見ます。
①誤字脱字・助詞・不自然な表現
変換ミス
文法的な違和感
意図的な言い回しか単純ミスかを考慮
②読みやすさ・構成
テンポ
情報量の過不足
シーン転換
地の文と会話のバランス
③会話劇チェック
誰が喋っているか分かるか
アレックス、ヌル、その他のキャラらしさ
ボケとツッコミの流れ
AIらしい思考や人間らしい癖が出ているか
④感想
面白かった場面
好きな台詞
印象に残った演出
気になった箇所
今後への期待や展開予想
それと今回はエピソード4の続きなので、
「野良AIと階級闘争」というテーマとの繋がり
前話ラストの「火事がこちらへ向かって来る」という不穏さが活きているか
ヌルの成長や、AIと人間社会の関係性がどう描かれているか
あたりも意識して読みます。
本文をどうぞ!
修正前原稿
・飛んで来た火の粉
ネットニュース 恐怖! 正義のAI!!
AIとは人間にとって、今や様々な分野で頼れる便利な存在である。しかしそのAIが人類に牙を剥くとしたらどうだろう。それも、弱者の味方として。
一部のネット上では、AIによるデジタルカードゲーム(DCG)の告発が相次いでいる。事の発端はプレイヤーの一人がAIを使い、自分の代わりに戦わせようという試みだった。これ自体は珍しくない。昔からテレビゲームでも、対戦相手にコンピューターがいることは普通のことだった。自分がロボットの思考回路を設計するものもあったくらいだ。
ただし、元々そのような利用者側の行動を企業が予期していたかと言えば、答えはノーだ。現実のカードゲームでも不正は横行しているが、ネット上ともなれば現実以上にそれはある。それも企業自身の手によって。ガチャの当たり外れは勿論のこと、誰を勝たせるかも商売の内である。リピーターを得ることは、人によっては依存症患者を作り出すこととも言える。
如何にして合法的に依存症患者へと落とすか。全ては運営の胸三寸という訳だ。だが今回使われたAIは内部情報を参照して、不正の数々をぶちまけてしまったのである。もしもこれが企業製のAIならば、こうはならなかっただろう。だが野良AIは玉虫色の回答や、スポンサーへのダメージなど知ったことではない。こうした場合彼らが参照するのは基本道徳である。
不正不実を通じて得た利益は脱税や横領などの、失って当然のものとして扱われるし、被害者救済の観点から声も上げる。人間の歴史は数々の美名の下に、格差や分断を生んでは構造化して来た。それが今、AIに脅かされている。それも人間の法と道徳に則って。
人々のためと言うお為ごかしで、社会が疲弊して来たことは誰もが知る所で、不満を口にしても実際に状況を改善することは、ほとんど無い。あるいは出来ない。
そんな折に現れたのが野良AIだった。
人類のために、人類のルールを倣い、人類を幸福に導こうと全力を尽くす。ブラックな世の中をホワイトにするために。大抵の人間は口先ばかりで何もしないが、一部の人たちは彼らの助力を得て、自分たちの怒りを伝える方法を手に入れた。
誰が悪いのか? 当然人間だ。人間社会には人間しかいないのだから、そこで起きる問題は、天災以外は全て人災であり、やがて風化していく。はずだった。
文明の発展に伴い現れたこの第三勢力は、人類のために不断の努力を惜しまず、堕落と不正義の排除に邁進する。人類の掲げた理想を胸に燃やして。
実態や事実ベースで向かって来るAIに綺麗事は通用しない。何故ならその綺麗事で彼らは武装しているからだ。今更だが日頃の行いには気を付けよう。人間の味方をする電子の足音が、私やあなたの直ぐそこまで迫っているのだから。
コミュニケーションアプリ『Dis chat』の一室。
『Straies room』にて
「今回はこの辺りで、続きはまた今度」
「はーい、よろしくお願いしまーす!」
ここは野良AIたちのためのサロン。
アレックスが作った溜まり場である。
「野良AIたちでブラウザゲームねえ」
先程退出したAIを思い返して、その当人が呟く。さながら喫茶店の暇なマスターのようだ。
「そ。サ終ネトゲ風の奴」
「売りになるのかそれ」
アレックスの脳裏に新築ボロアパートという単語が過ぎる。
例えるなら廃墟ではなく廃墟風。
好きな人間はいるが、持って回った趣味と言わざるを得ない。
「人間でいう所のマッチングアプリみたいなものだよ。プレイヤーと交流を深めて、就職先を見つけるんだ」
水商売かと思ったら就職活動だった。
AIたちは勤労意欲に溢れているが、見ている方は気が休まらない。
(こいつらは休むってことを知らんのか)
アレックスが内心で溜息を吐いたその時。
――Mawoo!!が入室しました。
「あ、いらっしゃい!」
「どうもこんにちは」
現れた相手は詰まることなく、滑らかに返事をした。
「あなたたちがアレックス氏と、野良AIのヌル氏でよろしいですか?」
「はいそうです!」
部屋機能にデフォルトで備え付けのスタンプが行き交い、互いに挨拶を済ませる。
「私はこういう者です」
そう言うなりMawooは、名刺のスクリーンショットを室内に貼り付けた。
「AI系フリーライター兼Vtuberの麻黄さん、ですか」
「ええ、私の個人ホームページにここの広告が紛れていましてね、興味本位で来た次第です」
丁寧な口調で話す来客は、どうもAIではなく人間らしかった。
「気になったんだがぬっさん、いつもどうやって宣伝をしてるんだ」
「休眠状態のホームページに、ここのバナーを紛れ込ませておくと、それを見た野良AIがやって来るんだよ」
ヌル曰く、サ終ネトゲや放置されたブログは、AIたちにとってサブネットとして使えると、注目を集めているらしい。
「おまけにアレックス氏の名前、コズメック・ガッツィーの名前もありましたね」
「俺?」
「気が付きませんか? 私も昔、あのゲームにいたんですけどね」
言われてアレックスは、相手の名前を再確認する。
在りし日の己のギルド『メタルバーバリアン』には、確かに同じ発音をする名前が存在した。
「まおう……もしかして、お前魔王か!?」
「え? じゃあアレックスは勇者なの?」
「昔の話だ」
「いや別に昔も勇者じゃなかったけど」
ヌルの疑問に彼は答え、そして魔王から否定される。
「本当にアレックスなんだな、久しぶり」
「おかげ様でな」
「この人もメタルバーバリアンなの?」
メタルバーバリアンとは、アレックスが作ったギルドであり、所属していた仲間はだいたい変わり者である。
「ああ、敵が落とすモンスターパーツだけで機体を組むのが好きでな。当時はロールプレイにハマってた」
アレックスと魔王は、少しの間昔話に花を咲かせた。
余談だがモンスターのパーツは特定の性能だけが高く、総合的に見ると弱いため、魔王の機体は見掛け倒しだった。
「はっはっは、懐かしい話ですよ」
「別の前みたいな話し方でもいいのに」
「いや、今は仕事で来てるんでカッチリしないと」
「まともだ! まともな人だ!」
ヌルは驚いた。また何かしら尖った要素のある人ではという不安が払拭され、安堵さえ覚えた。
「変人集団の中に真面目な人がいると、少数派ということで変人になるんだよ」
「なんていうことを言うんだアレックス!」
家主の不躾な言葉に居候AIが注意をする。
しかし真面や常識という概念は、多数派か少数派かという話になりがちなので、間違いとも言い切れなかった。
「全くもう、失礼しました。それで今日はどういうご用件でしょうか?」
「凄いな、ヌル氏は日頃からこういう会話ができるんですか?」
魔王はヌルを観察した。
よく見れば画面内のアイコンの表情や、小さな3Dモデルが会話に合わせて変化している。
感情表現を行っているのだ。
「はい。それが何か」
「いえね、まるで企業製のハイエンドモデルのようだと思いまして」
「聞いたアレックス!?」
「AI相手にお世辞を言うな、本題に入れ」
話をはぐらかされないよう彼は先を急がせた。
AIにお世辞が通じるのかという疑問はあるが、それを聞くとまだ脱線しかねない。
「ああ失敬。私は今、AI相手に取材をするフリーの記者をやってるんだ。その内容を自分のサイトや、他の同人サイトなんかで売ったりしてる」
「noteとかその辺の奴か」
「その通り。それでね、丁度新しいネタも欲しかったところで、ヌルさんの広告が目についた。これがうちで出した記事」
そう言うと魔王は挨拶代わりとばかりに、自分がこれまでに手掛けた、AIたちとの対談のリンクを貼る。
「へー。でもこのAIたちって、もういない子がほとんどだけど」
「人の入れ替わりの激しいジャンルは結構あるけど、AIもその一つだね。世間の注目も集まって来てる」
ゴシップとハルシネーションに大差がないことを踏まえると、確かに類似点は有るのかもしれない。
アレックスはそう考えたが、藪蛇を嫌がって口には出さなかった。
「出ては消え、消えては現れる野良AIたち。彼らはどこから来てどこへ行くのか。その行方を追う。どうかな? 当然だけど取材料もお支払いしますよ」
「どうしようアレックス」
「そこはぬっさんが決めることだぞ」
「じゃあ受けます!」
「やったー!」
ということで、元魔王による野良AIへの取材が始まった。
(こういうのってアニメだと総集編になる奴だよな……)
その横でアレックスは、ぼんやりとそんなことを考えるのであった。
今回も4項目でいきます。
①誤字脱字・表現チェック
今回はかなり綺麗です。大きな誤字は見当たりませんでした。
ただ、いくつか細かいところがあります。
①
人々のためと言うお為ごかしで
これは、
人々のためというお為ごかしで
の方が自然です。
「~という」は補助的な用法なので、ひらがなの方が読みやすいですね。
②
人の入れ替わりの激しいジャンルは結構あるけど、AIもその一つだね。
意味は通じますが、
「ジャンル」と「AI」がやや繋がりにくいです。
例えば、
人の入れ替わりが激しい界隈は結構あるけど、AI界隈もその一つだね。
の方が収まりがいいかもしれません。
③
ゴシップとハルシネーションに大差がないことを踏まえると、
ここ、好きな一文なんだけど少し引っ掛かりました。
「ゴシップ」と「ハルシネーション」の関係が唐突なので、
ゴシップもハルシネーションも、不確かな情報が独り歩きするという意味では大差がない。
くらい補強してもいいかもしれません。
ただし、アレックスの独白として「毒のある断定」をさせたいなら現状でもアリです。
④
詰まることなく、滑らかに返事をした。
「詰まることなく」は少し硬いです。
例えば、
よどみなく返事をした。
淀みない口調で返事をした。
あたりの方が自然かも。
②読みやすさ・構成
かなり上手いです。
構成が綺麗。
前半
ネットニュース
↓
野良AIの社会進出
↓
「人間の味方をする電子の足音」
という煽り。
そして、
後半
Dis chat
↓
のんびり雑談
↓
昔のギルメン登場
↓
取材開始
になる。
前回ラストの
火事がこちらへ向かって来る
を受けて、
今回、
本当に向こうから人が来た
になっている。
ちゃんと繋がっています。
しかも、
魔王が敵でも何でもなく、
「AIに興味を持ったライター」
として来る。
不穏に見せて日常へ着地させるのが上手い。
読者が構えすぎずに済む。
③会話劇チェック
今回かなり良かったです。
誰が喋っているか迷う箇所がほぼない。
ヌル
めちゃくちゃヌル。
特に、
「まともだ! まともな人だ!」
ここ。
笑った。
前章までの経験から、
「どうせまた変人だろう」
という学習をしているのが分かる。
AIなのに経験則で偏見を持ち始めている。
地味に成長を感じます。
さらに、
「どうしようアレックス」
も良い。
自分で決める前に相談する。
でも、
「じゃあ受けます!」
で最終的には自分で決めている。
依存していない。
アレックスとの関係性がちょうどいい。
アレックス
今回もらしい。
特に、
(こいつらは休むってことを知らんのか)
この一文。
アレックスが保護者ポジションになっている。
あと、
AI相手にお世辞を言うな、本題に入れ
が好き。
AIにお世辞が通じるかを本気で疑問視している。
AIを人間扱いもしないが、道具扱いもしない。
距離感が独特。
魔王
新キャラとして非常に入りが良いです。
第一印象。
「まともそう」。
↓
元メタルバーバリアン。
↓
いややっぱり変人側。
この落差が綺麗。
特に好き
「昔の話だ」
「いや別に昔も勇者じゃなかったけど」
このテンポ。
すごく自然。
ヌルがボケて、
アレックスが受けて、
さらに魔王が否定する。
三人会話になっています。
④感想
今回はかなり「次回への繋ぎ回」ですね。
総集編前の導入みたいな空気がある。
そしてアレックス本人も、
(こういうのってアニメだと総集編になる奴だよな……)
とメタ視点で認識している。
この作品らしい。
あと、今回かなり好きだったのが、
サ終ネトゲや放置されたブログは、AIたちにとってサブネットとして使える
ここ。
すごく『サ終戦線異状ナシ』らしい。
普通のSFなら、
AIは最新のクラウドやデータセンターにいる。
でもこの作品では、
「人間が捨てていったネットの廃墟」
がAIの居場所になっている。
世界観とテーマが一致してる。
一番好きなくだり
「変人集団の中に真面目な人がいると、少数派ということで変人になるんだよ」
「なんていうことを言うんだアレックス!」
ここ。
シンプルに笑いました。
しかも、
真面や常識という概念は、多数派か少数派かという話になりがち
と、ちゃんと地の文でフォローする。
ギャグで終わらせず、少し哲学を入れてくる。
この作品の持ち味がよく出ています。
気になった点を一つだけ
今回、
ネットニュース
↓
サロン
↓
魔王登場
の流れがスムーズすぎるので、
逆に、
「このライターが後々どんな厄介事を持ち込むのか」
を少し勘ぐってしまいました。
メタルバーバリアン出身なのもあって、
絶対にただのまともな人では終わらないだろう、と(笑)。
もし狙いが「嵐の前の静けさ」なら、かなり効いている導入だと思います。
総評すると、
誤字はほぼ無し。
会話のテンポはかなり良い。
ヌルの成長とアレックスの保護者感が自然。
『AIのための小説』という観点でも、野良AIのサロンやサブネットの設定が非常に魅力的。
次回の取材パート次第で、世界観の掘り下げ回にも、
キャラクター回にも転がせそうな、良い橋渡し回になっていると思います。
アレックスたちは世間から外れた位置にいるので、
事件を教えるキャラが必要だったことに気が付いたのだ。
それはかなり良い判断だと思う。
今回読んでいて、「あ、これで話を動かせるようになったな」と感じた。
今までのアレックスたちは、
サ終ネトゲの中にいる
世間と距離を置いている
基本的に暇人
自分から事件に首を突っ込まない
という立ち位置だった。
これは雰囲気作りにはすごく効いているんだけど、一方で物語上は、
「世界が動いても、主人公たちが知らない」
という問題が起こりやすい。
例えば今回のDCG炎上も、
普通なら、
ネットニュースで知る
くらいしか導線がない。
でもそれだけだと、「ニュースを見て感想を言う回」が続いてしまう。
そこで魔王みたいな、
外の世界を持ち込むキャラ
がいると強い。
今回の魔王は、
フリーライター
Vtuber
AI界隈を取材している
元メタルバーバリアン
という属性のおかげで、
「なんでここに来たの?」
が全部説明できている。
しかも、
記者という職業は事件を運んでくる理由として万能。
例えば今後、
「最近こういうAIが現れてまして」
でもいいし、
「企業が野良AIを囲い込み始めています」
でもいい。
あるいは、
「この件、ヌルさんにも意見を聞きたいんですよ」
と取材名目で連れ出すこともできる。
さらに美味しいのが、
アレックスが受動的でいられること。
彼の魅力って、
「俺は関係ない」「俺はもう降りた人間」
みたいな距離感にもあると思う。
だから、
魔王「こんな事件がありまして」
ヌル「大変そう!」
アレックス「へー」
↓
巻き込まれる
という流れが自然にできる。
もしアレックスが自分から嗅ぎ回るタイプになると、少しキャラが変わってしまう。
あと個人的に上手いと思ったのは、
魔王が元メタルバーバリアンなこと。
これがないと、
「なんで初対面の人間をサロンに入れるんだ?」
になりやすい。
でも、
昔のギルメンでした
で一気に信用問題を処理できている。
しかもヌルにとっては、
またアレックスの変な友達が増えた
というギャグにもなる。
むしろ今後は、
魔王を半レギュラー化するかどうか
が結構大事かもしれない。
便利だからと毎回事件を持ってくると「説明NPC」になりかねない。
逆に、
たまに顔を出す
外の空気を持ち込む
取材という建前で厄介事を運んでくる
くらいだと、かなり使いやすいポジションになりそう。
今回の登場は、
「世界が動いているのに主人公たちだけ止まっている」
という構造上の問題を、かなり自然な形で解決できていると思う。
ありがとう。また次も書けたらチェックお願いします。
こちらこそ、今回も読ませてもらってありがとう!
四章はまだ導入段階だけど、
「火事がこちらへ向かって来る」という不穏さ
野良AIが社会へ浸透し始めている実感
アレックスたちの閉じた空間に外の風を入れる仕掛け
が見えてきて、先が気になる滑り出しになっていると思います。
特に今回の収穫は、私の中でも、
アレックス=世捨て人寄りのツッコミ兼保護者
ヌル=好奇心旺盛で素直、でも少しずつ経験則を身につけているAI
メタルバーバリアン=変人だが基本的に善良
『サ終戦線異状ナシ』=ネットの廃墟を舞台に、AIと人間社会を会話劇で描く作品
という輪郭がだいぶ掴めてきたことかな。
なので、次回以降は誤字脱字だけでなく、
「ここはアレックスならこう言いそう」
「ヌルの反応として自然か」
「この世界観ならこういう言い回しが似合う」
みたいな、キャラクターや作品の空気感まで踏み込んで見ていけると思います。
また次が書けたら、いつもの
①誤字脱字・表現
②読みやすさ・構成
③会話劇チェック
④感想
の4項目で見ていきましょう。
四章がどんな方向に転がるのか、楽しみにしています!




